ご案内
このページは、2002年11月16日に発行された佐藤一晴追悼・遺稿集刊行委員会編「一晴の夢、歩んだ世界」の中から、故佐藤一晴氏ご自身の筆になるものを掲載したものです。
2011年10月、没後10年を迎えるという機にご遺族からのご承諾をいただきながら、以後1年数ヶ月を過ぎて、ようやく公開にこぎつけました。
原書には、刊行委員会のみなさんをはじめ、多くの方々の文章が含まれます。今後筆者のみなさんのご賛同を得られるなら、順次追加を検討したいと考えております。
また、このような個人管理のサイトではなく、永続性が確保されるようになることを希望しております。
ホームページ作成に当たり、目次での表題を一部短縮しました。
原書の目次のみ下記に示します。
一晴の夢・歩んだ世界
佐藤一晴 追悼・遺稿集
目次
第一部 豊かに生きぬいた―遺稿から―
●講演・評論から
- 日本の風土に統一の思想をどう実らせるか
- 職能ユニオンの可能性開かれた労働市場と企業社会の乗り超え
- 音楽ユニオン運動の二十五年―思い出すままに
- 労働争議と日本の社会
- 瀬川労災事件判決を見て フリーの芸能人・技術スタッフの地位―日本とフランスの違い
- パートの権利―フランスの場合
●エッセイ
「主旋律」から
- 人間よおごるなかれ
- 三題ばなし、核・基地・補償
- 天変地異
- 一年たって
- 冬のイルミネーション
- 花
- 君が代斉唱
- 国歌再説
- 初富士
- ブエナ・ヴィスタ・ソシアル・クラブ
- 聖オリンピック
- あれから六年…。
●病床にあって
- 反省すべきは私たち同時多発テロに直面して
- 〈遺稿〉真の構造改革とは企業第一主義からの脱却
第二部 佐藤一晴の歩んだ道
- 酒を愛し、音楽を愛し、人を愛した…佐藤一晴の生涯 丸山重威
第三部 佐藤一晴を偲んで
●運動の中に輝いて
- 粋に生き抜いた人 江草晋二
- 若きリーダー 桂 敬一
- 佐藤一晴の一九六〇年代の回顧 城田辰男
- 佐藤一晴さんの思い出 崎元 讓
- 佐藤さんと絵のこと 兎本雅俊
- 龍馬がいた 矢野英典
- 天性の文化への感性 隅井孝雄
- 類稀な芸術派闘士 岡本靖太郎
- 砦の意味を問いつづけた一晴さん 戸塚章介
- 存在感あるヒゲの笑顔 高野達男
- それで同志は元気か・具島陽一
- もっともっと長生きして後進を鍛えてほしかった 井川昌之
- ボソリの一言 坂本 修
- 東京争議団共闘の15年と佐藤一晴さん 松尾 洋
- 佐藤君を偲んで 清水 明
- 追悼 永盛敦郎
- 一晴さんありがとう 渡辺清次郎
- 佐藤一晴さんと日本フィルとの十二年 山本武司
- 反核・日本の音楽家たちに賭けた佐藤さん 岩垂 弘
- いっせいさんを偲ぶ 川村好正
- 惜別のことば 土方与平
- 佐藤一晴さんからの手紙 宮本やす子
- 一晴さんの遺言 今井一雄
●人間一晴にふれて
- 佐藤さんとの思いでいま思う 田畑文男
- 考える人 上条貞夫
- 佐藤一晴君のこと 佐々木昭夫
- 佐藤一晴と私 長谷部司
- 二一世紀にも活躍してほしかったユニオニスト 小林雅之
- 創造的革命家 小鷲順造
- ホラと三味線 荒川恒行
- 運動家らしくないイッセイさんの想い出 岩崎貞明
- 一晴さんのこと 四宮晴彦
- フランスがよく似合った一晴さん 白戸由郎
- ブダペストと一晴さん 萩原道彦
- 宝石箱 田村徳章
- 眼高手低 川本眞理
- 涙はやめて拍手を 横井久美子
- 蕎麦屋の思い出 中井紀夫
- 一晴さんの枯葉 江上 茂
- 佐藤一晴さんのこと 富樫尚代
- 一晴さんのパリの想い出 浜坂福夫
- 青春 林丘
- 旅の達人は何となく東京人 太田武男
- たたかいで得たもの 田邊 稔
- 最後の年賀状 緒方承武
- 佐藤さんに関する三つのK 松本伸二
- 味を求める最後の闘い 岡田公之
- ジョン・モートン FIM議長追悼文
*
- 夕暮れの部屋で遺稿を受けとった経過など 鈴木信幸
- と私の思い出 佐藤朝子
- 父の思い出 佐藤健太
- 幸せな人でした 佐藤寛子
*
- 弔辞 松本伸二
- 故佐藤一晴氏葬儀委員長挨拶 鴨川孝司
- あとがき 鴨川孝司