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「本当の労働組合」づくりを。

○○○○○○○○○○○○○○○小越洋之助のページ


「現代労働組合研究会」のページへようこそ。




information新着情報


2021年03月20日 (固定)
最新刊:『労働組合とは何か』(木下武男著、岩波新書で発刊)、2021年3月19日、刊行。
2012年10月17日
[序]労働組合を名乗った「深部」を解明した、ブログ記事。
◆〔1〕「芳野友子新体制で危機に立つ連合」――早川 行雄さんのfacebook。――2022年5月4日 (水)     〔2〕どこに消えた『サスコミ』グループ――インフォーマル組織物語Ⅸ――2012年10月17日 (水)
〔3〕大企業組合としてフォーマル化したインフォーマル組織――2013年10月23日 (水)
〔4〕twitterで話題になっています。
2015年01月01日
〔Ⅰ〕労働問題研究者が分析したインフォーマル組織の研究く。
◆〔1〕山本潔、『金杉秀信 オーラルヒストリー』、金杉秀信著、大原社会問題研究所雑誌 No.627/2011年1月
 山本 潔、「インフォーマル組織」に関する一考察――甲電気における事例を中心として-1- 、社会科学研究 42(1)、1990年07月、東京大学
 山本 潔、「インフォーマル組織」に関する一考察――甲電気における事例を中心として-2- 、社會科學研究 42(2)、1990年09月30日号、東京大学
 山本潔、「大企業の労資関係──“フォーマル”機構・“インフォーマル”組織──」(山本潔『論文集「労資関係・生産構造」』2000年、ノンブル社所収)
▽山本潔さん推薦――『ユニオン・バスター―米国労務コンサルタントの告白』、マーティン・ジェイ レビット、テリー コンロウ 著、 Martin Jay Levitt (原著)、Terry Conrow (原著)、訳渡辺 勉・ 横山 好夫、 緑風出版、2000年03月。
2014年05月30日
◆〔2―1〕 1960年代の「八幡製鉄所のインフォーマルグループ」の育成文書〈芹澤寿良、高知短期大学「社会科学論集」99号、2011年11月〉
 〔2―2〕まだやっているのか「八幡のインフォーマル組織」の活動⁉
起業祭に八幡製鉄所青年研究会出店――2016年11月06日(日) 07時10分00秒
〔2―3〕京浜製鉄所におけるインフォーマル組織の研
日本鋼管京浜製鉄所労働組合の組織と活動、樋口次郎
――『現代の労働組合運動 3』、大月書店、1972年12月15日
日本鋼管京浜製鉄所における労働組合運動、平野浩一――『現代の労働組合運動 7』、大月書店、1976年11月29日
2014年05月31日
◆〔3〕高橋祐吉、『企業社会と労働組合』(目次とはしがき・PDF版)「第3章 インフォーマル組織による組合支配構造の分析」、労働科学研究所、1989年。[原題「労働組合運動のガン=インフォーマル組織とどうたたかうか――その支配構造と克服の展望」、高橋祐吉、『日本の労働組合運動 5 労働組合組織論』大月書店刊 1985年]。
2014年06月25日
◆〔4〕アンドルー・ゴードン著、二村一夫訳 『日本労使関係史~1853-2010』(元法政大学大原社会問題研究所所長・法政大学名誉教授)の「第11章 日本型労使関係のヘゲモニー」(434p-437p・PDF版)の部分を読んでほしい。(PDF版)
2014年07月10日
◆〔5〕第1章 60年安保闘争と労働者の運動、三宅明正――日本の社会・労働運動の史的研究、三宅明正 編、2011年、千葉大学大学院、人文社会科学研究科
 ▽三宅明正「インフォーマル・グループ小史̶横船「二八会」史料から̶」(『市史研究よこはま』第14 号、2002 年)の柱
2014年07月10日
◆〔6〕レオ・ヒューバーマン、訳・雪山慶正、安田正美、『労働スパイ』、紀伊国屋書店、1959年4月、川﨑忠文さん推薦
2017年03月25日
◆〔7〕「労働組合」という名の「会社派幹部の構造」を分析   (PDF)
右翼日和見主義の特質――松下電器労働組合、田沼肇(法政大学社会学部教授)、『現代の労働組合運動論 第2集』(大月書店、1972年06月)
2017年08月03日
〔Ⅱ〕労働運動の現場からの発信。
◆〔1〕「ある編集者のブログ」で書いてきたもの
2021年08月05日
◆〔2〕1980年代に追及したインフォーマル組織
インフォーマル組織――その過去・現在・将来、勝山善介・ジャーナリスト、賃金と社会保障 838号、1982年03月25日号  (PDF)
インフォーマル組織と人間性回復闘争、勝山善介・ジャーナリスト、賃金と社会保障 849号、 1982年09月10日号  (PDF)
『サスコミ』を追う――ある反共労働運動誌を斬る、吉村宗夫・雪印争議団、賃金と社会保障 838号、1982年03月25日号  (PDF)
『サスコミ』を追う(PARTⅡ)――ある反共労働運動誌を斬る、吉村宗夫・雪印争議団、賃金と社会保障 849号、 1982年09月10日号  (PDF)
金属労働戦線におけるインフォーマル組織――[原題:「ねらわれた組合」からの脱出――インフォーマル組織とたたかう、大木兼次郎・金属機械反合インフォーマル対策委員会、賃金と社会保障 879号 1983-12-10   (PDF)
2018年05月31日
◆〔3〕 東芝扇会の活動(注:インフォーマル組織)、東芝の職場を明るくする会、中央労働委員会(中労委)の命令の要旨、2004.11.4付 (2004.11.30交付)
2018年05月31日
◆▽〔4〕「東芝に勝った男・無料ダウンロード」(「東芝府中工場から職場八分をなくし上野仁さんを守る会」記録集編集委員会、PDF版)
2018年06月05日
◆〔5〕明治乳業争議を支援する会
   http://kotayan.seesaa.net/
   記事内検索「インフォーマル組織」
明治乳業のインフォーマル組織を操る資本とのたたかい  (PDF)
明治乳業争議団員リポート記 (PDF)
〔5-2〕必見! 倉内節子弁護士講演「不当労働行為と闘った30年――明治乳業事件から最近の労働問題まで」、
2018年07月01日
◆〔6〕石川島播磨重工におけるたたかい
   陳述書(PDF版)――石播の労務管理について以下のとおり陳述いたします。原告 渡辺鋼(2003年2月15日)
2014年07月16日
◆〔7〕日本鋼管・NKK一労働者の手記――60年安保後の鉄鋼産業資本の政策とその対抗〔ボ ラ ン ティ ア へ の 歩 み・・・一人はみんなの為に みんなは一人の為に・・・、谷川のせせらぎ 〕PDF版
2014年05月01日
◆〔8〕全国金属・金属機械反合におけるたたかい   
  [1] 『ねらわれた組合――インフォーマル組織とどう闘うか』(金属反合闘争委員会編・発行、1983年7月1日、初版1万部)  【原本募集中】
  [2] 金属労働戦線におけるインフォーマル組織――[原題:「ねらわれた組合」からの脱出――インフォーマル組織とたたかう、大木兼次郎・金属機械反合インフォーマル対策委員会、賃金と社会保障 879号 1983-12-10   (PDF)
  [3] 全金山武ハネウェルのたたかい――弁護士法人 けやき総合法律事務所のサイトより
 [4]全金北辰電機と住友資本のたたかい――金属労働者の文集『追悼・岡安政和』(「追悼・岡安政和」編集委員会) 『追悼・岡安政和』(PDF版「追悼・岡安政和」編集委員会、1982年6月)
2014年09月26日
〔Ⅲ〕出版・文学・ジャーナリズムが伝えるインフォーマル組織。
◆〔1〕『トヨタ残酷物』が描く労働者を監視するインフォーマルグループとは、「3章 待遇・人事残酷物語」、『トヨタ残酷物語――現場労働者による内部告発、超合理的生産システムの裏に地獄を見た』、赤松徳司(トヨタ自工労働者)、エール出版社 、1982年03月 
2014年10月22日
◆〔2〕東芝の喜劇、鎌田慧、週刊金曜日、1995年5月12日
2014年10月22日
◆〔3〕鉄鋼連絡会議の日本ステンレス攻略、『ニッポン丸はどこへ行く』、青木慧著、朝日新聞社、1982年12月 ◆〔3-2〕『ユニオンジャック――国家ぐるみの犯罪』(青木慧著、1984年6月25日、学習の友社)
2014年11月22日
◆〔4〕60年安保闘争後の青年たちの変化と「労使対等」を許さなかった日本企業、p38ーp40、『明日へのうた――語りつぐ日立争議』(戸塚章介著、大月書店、2001年12月) 
2014年10月22日
◆〔5〕特集:"丸がかえ"御用組合化ととたたう  更新2015.10.19
  雑誌『まなぶ』(労働大学、 1982年11月、491号)
  資本の組合"丸がかえ"作戦――インフォーマル・グループを中心に /共同討議
  富士政治大学校にみる洗脳教育 / 曽戸正明
  謀略の機関誌『サスコミ』とは何か / 吉原公一郎
  核づくり、組織づくりで対抗 / 浜崎忠晃   (全体のPDF化)
2016年01月26日
2022年07月27日
【第五部】⇒新ページへ
これまでの労働組合論を読む(以下、工事中)

改訂新版『労働組合入門 日本の明日を左右するもの』 (塩田庄兵衛著、カッパBOOKS、1961年3月初版 1966年第42刷 1967年4月改訂)
『労働組合とはなにか』 (大森誠人著、三一新書、1965年2月23日)
2022年07月31日
『労働組合組織論』(篠籐光行著、労働大学新書、1966年7月10日)/国労読本④組織編『国鉄労働者の組織と運動――その歴史と課題』(篠籐光行監修 国鉄労働組合編、労働旬報社、1978年5月20日)
2022年08月02日
『労働組合入門』(坂本秀行著、労働大学新書、1973年11月10日)
2022年09月11日
『労働組合入門』(中林賢二郎著、労旬新書 労働旬報社、1974年4月1日)
2022年09月01日
【補論】新ページへ
日本中の労働組合を破壊した「インフォーマル組織」とは何か

  
◆以下、ご自分のPCを「125%」に拡大して、読むことをお勧めします。
 ←サイト右上部の「青印」をチェックして!




日本の労働組合と企業社会の劣化をすすめたインフォーマル組織!


  •    

    2012.10.17
    〔序〕労働組合を名乗った「深部」を解明した、ブログ記事


      〔1〕「芳野友子新体制で危機に立つ連合」――早川 行雄さんのfacebook。――2022年5月4日 (水)
     

     ▽追加(2022.08.26)
     
    「共産アレルギー」連合・芳野会長が立民新執行部人事に異例の注文 「関係を壊しにかかっている」と批判が
      社会・政治 投稿日:2022.08.26 17:35FLASH編集部( SmartFLASH )
      
    https://smart-flash.jp/sociopolitics/197639/1

     ▽西沢昭裕(facebookで発信)2022年8月26日
     連合の芳野友子会長のルーツは富士政治大学校だった。

     西沢昭裕
    8月26日 16:21
    ·
    連合の芳野友子会長のルーツは富士政治大学校だった。
     芳野会長が参院選挙のとき自民党本部に入り浸りになるほど、野党共闘つぶしに何故あれほど躍起になって走り回ったのか。芳野氏の政治思想の原点ともいえる富士政治大学校が創設された背景は以下の通り。
     むかし、民社党という第二自民党があったが、党首だった西村栄一委員長が富士政治大学校を1969年、静岡県御殿場市に創設した。(写真は現在の校舎)
     この民社党は、1960年の安保反対闘争のとき日本社会党右派が離党して結党されたが背景にはアメリカCIAの援助があったと当時から言われていた。
     1967年に文鮮明が来日して安倍晋三の祖父である岸信介と意気投合。翌68年に渋谷区南平台の岸信介邸に隣接して競艇ギャンブルの日本船舶振興会(現在の日本財団)の笹川良一を名誉会長に国際勝共連合が結成された。その翌1969年に民社党の西村栄一が富士政治大学校を創設しているのである。
     西村栄一が創設したあと大学校の第二代理事長に就任し、芳野友子連合会長を送り出すような今日にいたる労働貴族を対象とする特異な政治塾の骨格をつくった重要人物に松下正寿がいる。
     松下正寿は民社党参院議員のときの1973年に文鮮明に会って、後年に『文鮮明 人と思想』を出版するほど心酔。1974年には統一協会がつくった世界平和教授アカデミーの初代会長に就任。
     翌年には統一協会が発刊した『世界日報』の論説委員になる。79年に統一協会の宗教新聞社社主。83年には日韓トンネル研究会発起人。84年に死去すると統一協会は、松下正寿追悼献花式を行っているから、統一協会にとっては安倍晋三のような最重要な人物だったのだろう。(竹中平蔵も日韓トンネル推進唐津フォーラムで2015年に講演している。講演を主催した国際ハイウェイ財団は統一協会のダミー組織)
     この富士政治大学校は1994年の民社党解体後も存続し続けて、JUKIミシン労組出身の芳野友子氏のような旧同盟系の連合労組役員、旧希望の党の残党など現在の国民民主党の議員などに反共思想、労使馴れ合い思想をたたきこむ洗脳教育の場となっている。
     1979年に松下幸之助が設立した松下政経塾との共通性も指摘されている。松下政経塾は神奈川県茅ヶ崎市にあり富士政治大学校のある静岡県御殿場市とも近いので両政治塾は講師陣の交流なども行っているようだ。
    (30年前、クリスチャン新聞が、松下正寿とカルト教団との浅からぬ関係を既に指弾していたというコメントをいただいたので参考までに付記する▶︎
    https://christianpress.jp/cult0822/)


    ▽追加(2207.14)
     
    参議院選挙の敗北を語る芳野連合会長。
     

     「現代の理論」第30号(2022春号)がアップされました。
       
    https://www.facebook.com/yukio.hayakawa3/posts/5480860055311311



     
    「芳野友子新体制で危機に立つ連合」

     会長の器ではない、速やかな交代を――連合は労働運動の原点!に立ち返り再生の道を探れ
     労働運動アナリスト 早川 行雄

       http://gendainoriron.jp/vol.30/index.html


     天野会長は、1986年入職したことになっていますが、私がこのころ追っかけていた「インフォーマル組織づくり」で勝利宣言をした労務屋グループの責任者の一人にあった後、ですね。

     やっぱり、「富士政治大学」で訓練されたままの人生を、今も送っている組合幹部だ。



     ▽追加:2021年12月19日 (日)
     
    芳野さん〈連合会長〉をめぐって、「労働組合運動の応答関係」

     久しぶりに芳野さん〈連合会長〉をめぐって、「労働組合運動の応答関係」を以下のようにした。

    ◆Ⅿさん
    2時間前 ·
    https://www.facebook.com/maeda.junichi/posts/4650286478399612
    がまんしてたけど。言わせてもらう。
    芳野さん〈連合会長〉、あなたはもう終わってます。
    維新と日々闘っている大阪の労働者や市民をあなたは敵に回した。
    ◆Sさん。
    そもそも労組vs共産党というのが甚だしい勘違い。その上、維新は敵ではないとは?!どれだけ維新による労組イジメがあったか認識不足!アウト!シェアさせてくださいね。

    以下、私の応答[>以下の文章]。
    >市民連合と4政党が合意した、この事実。

    ◆ということは単なる“勘違い人間”というだけではなく、戦略的に「闘う労組なり人民」を潰そうとしているということですか?それなら、絶対、連合解体!を私たち労働者階級は叫ぶべきですよね。
    >いえ、本当にたたかってつぶさないといけないと「学習」した人間です。
    高度成長期における労働組合運動をたたきつぶした、企業社会の「インフォーマル組織」の分析です。
    http://e-kyodo.sakura.ne.jp/roudou/informal.htm
    >「連合の誕生」の表は、総評・国労の解体ですが、JCや同盟が、資本と一体になった労働組合乗っ取り戦略が成功して、連合になったプロセスを、みなさんが忘れていると思います。
    ◆たしかに!そもそも連合に日教組が加わったばかりに、文科省とパートナー路線とやらで闘わなくなったわけですからね。それでいて、“腐っても鯛”のごとく、自民右派からは相変わらず看板として意図的に利用されて来たわけですからね。


    >1970年代末の「国民春闘の敗退」が進行していた時代、「単産研究」と称して、山岸章委員長(全電通)など総評・中立労連幹部のインタビューを編集・ページ化していた時期があった。
    その後の会食の時、山岸氏は全電通近畿時代に「共産党つぶしの実態」をリアルに話していた。
    いまでもあるのかもしれないが、当時「三田クラブ」(機関誌連合通信社を中心に)といって、労働雑誌編集者の会があり、総評や単産幹部のレクチャーがあり、毎月、飲み会が開かれていた。竪山 利文委員長(電機労連)も「東芝争議に対応するために入職して、共... もっと見る
    · 返信する · 2日
    ◆Kさん
    共産党潰しの腕を買われ、労働貴族になった、許しがたい連中です。しかし、容共の左派は、大団結がなぜ出来なかったのかも、労働運動に関わった、戦後シニア世代が答えるのも責任です。⇒思案中。





     〔2〕どこに消えた『サスコミ』グループ――インフォーマル組織物語Ⅸ ――2012年10月17日 (水)
     

     1980年代に「影の労働界」の中心を占めた、『サスコミ』グループ。
     私たちは、雪印食品争議を通じて暴露していた(『自立する労働運動――知られざるインフォーマル組織』、1983年)。
     その『サスコミ』グループに犯された企業群は以下の通り。

     福島第一原発事故を引き起こし、民主党の反原発代議士たちに「恫喝」を行っている東京電力労組が表紙を飾っていたのを記憶する(東電鶴見火力、電力労連という名前が出ている)。

     ▽サスコミによく出る労組名

    昭和電工川崎、東電鶴見火力、タイコー電機、東芝、全化同盟川崎化成、基金、セガ、エンタープライゼス、日本航空生協、小野田セメント、雪印乳業、雪印食品、味の素、プリマ民主、レナウン、伊藤製パン、日清紡、モービル石油、油研工業、凸版製本、凸版印刷、細川活版新労、大日本印刷、図書印刷、東京書籍、北辰電機、大日本インキ、第二精工舎、ニコン、松下電器、三豊製作所、日本ケミコン、川崎重工、三晃印刷、空航グランドサービス、セントラル自動車、富士工業、日本金属工業、三菱重工、東京化学、旭硝子、日本鋼管、三菱重工、AGS民主、全金同盟タイコー、日本ユニカー、ブリヂストンタイヤ、東急車輌、小松製作所、カシオ計算機、立川スプリング、全トッパンムーア、久保田鉄工、丸菱総業、プラチナ万年筆、日本ビクター、日本電子連合、航空同盟、新日鉄労連、電力労連、自動車労連、モービル石油(アメリカ合衆国)、全トッパンムーア(マレーシア)、八重洲無線

    『サスコミ』の発行母体は、当時の新聞では、このように書いている。

     1、『サスコミ』は月刊誌、定価500円(現在700円)、創刊は1976年7月、市販はされていない。
     2、『サスコ…』のサスとは、Social-Academy-Seminar(ソシヤールアカデミーセミナー)の英単語の頭文字をとったもの。会員組織であり、『サスコミ』(SASCOMI)は、この機関紙。
     3、発行所は「社労研」(社会労働運動研究所)東京都新宿区四谷1の8、佐伯千成ビル7F(1980年1月より)法務局には登記されていない団体。
     4、社労研所長に気賀健三慶応大学名誉教授。民社党を支える学者グループ民主社会主義研究会議(民社研)メンバーが常連執筆者の大半を占めている。
     5、社労研はSAS(サス)学校という研修会を東京、大阪、神奈川などで開催している。参加者は同盟系労組の中堅幹部、会社の意をうけた社員ら。
     6、SAS学校長は気賀健三社労研所長が兼任。副学校長は吉田忠雄明治大学教授。 講師に宮田義二鉄鋼労連会長、中村卓彦同委員長、高畑敬一松下電器労組委員長、畑良雄自動車労連副会長など。

      
     



     私が、《Windows95》以前の労働界の話を書くために、インターネット上で調べたら、『サスコミ』は1件しかヒットしなかった。

     http://library.main.jp/index/jst25112.htm

      




     それは航空界の労組の一つで『翼の下で-民航労連・AGS労働組合30年のあゆみ』(民航労連AGS労働組合30年史編集委員会、発行社:あかつき印刷、平成06年09月10日 1994年)だった。

     その中の「【第7章 第二次分裂攻撃】――AGS民労の旗揚げ民労の組織拡大の手段/『サスコミ』誌の坂井レポート」と書かれている。

    「インフォーマル組織」に犯され、『サスコミ』グループに企業破壊された事例のひとつに「全金北辰電機労組」がある。

    当時、そのリーダーが『サスコミ』に顔写真を出して弁舌を振るっていた。今、存命するならば70代のはずだ。

    北辰はその後、横河電気に合併・吸収されている(1983年には業界3位で住友グループの株式会社北辰電機製作所と合併、横河北辰電機株式会社と改称。1986年にCIを実施し、現在の横河電機株式会社となった)。



    企業破壊者は、職場の民主化をかかげたメンバーではなく、労働組合を乗っ取ったインフォーマル組織のリーダーたちだったのではないか(その影でリードしたのは、だれなのか。企業小説のレベルの話だと確信している)。



    ある読者の方からの疑問を以下に答えておきたい。

    消えた『サスコミ』グループの話を取り上げたが、私はこのグループ(昭和ヒトケタから20年生まれ)がその次の世代(団塊の世代)も含めて「企業のフォーマル組織の実権」を握って、日本国の権力に入り込み、日本企業や自治体の活力を奪っているのではないか、と思っている。

    不正義と自己中心社会の中心部に、連綿とつながる「インファーマル組織の遺伝子」が入り込み、実権を握り締めて離さない集団がいる。その一例が、前回レポートした「明治乳業の役員構造」だ。

    〔3〕大企業組合としてフォーマル化したインフォーマル組織
     ――2013年10月23日 (水)


     「どこに消えた『サスコミ』グループ――インフォーマル組織物語Ⅸ」[2012年10月17日(水)]で書いた情報の後、いくつか調べてきたが、やっとその事実が出てきた。
    http://okina1.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/post-d4b4.html


     1960年代以降の高度成長期から企業・労働幹部が一体になったインフォーマル組織。そのメンバーは、現在では一部は経営陣に、残りは「連合」の企業連幹部についていることはわかっていた。前者は明治乳業やオリンパスの社長たちだ。後者は、「連合」の担い手として、企業連を握り、『サスコミ』グループはフォーマル化して、表(おもて)の富士政治大学で次の世代の育成に当たっている。当時からこの両者はダブっていた(東京都電力総連、凸版印刷労働組合、新日本製鐵住金八幡労働組合、日本電子連合労働組合など)。

     今回は、日本各地でフォーマルな企業別組合になった一覧表を、以下につくった。

     大企業労働者(多くの非正規労働者を含めて)を統合し、「物言わぬ民」として「ナショナルセンター・連合」を国民の願いから乖離させ、反原発を抑圧するなど反民主主義を推進する部隊。そして青年層を富士政治大学でみずからの後継者づくりに乗り出している。

     「Ⅰ 平成25年度の事業計画について」(公益財団法人 富士社会教育センター)

      http://www.e-fuji.or.jp/file01/h25keikaku.pdf


     財団の3つの使命と役割<①オピニオン組織としての役割(民主的共同社会システムによる社会改革の実践の検討と提案)②生涯学習社会の充実に向けての新たな取組み③自由にして民主的労働運動の発展とリーダーの育成>を再確認し、新たな取組み、新たな教育支援の充実に努めます。

     ・北海道・東北事務所

    幹事・推進委員組織:東北電力総連、UAゼンセン宮城県支部、日本郵政グループ労働組合東北地本、交通労連東北総支部、建設連合宮城、JR東日本ユニオン、東北電力労働組合、ユアテックユニオン、東北電気保安協会労働組合、東北発電工業労働組合、通研電気工業労働組合、藤崎労働組合、ヨークベニマル労働組合、仙台銀行新労組、第一貨物労働組合、三八五労働組合、林精機製造(株)労働組合、東芝労働組合本社支部東北地区、東北電力労働組合宮城県本部、本山製作所労働組合、IHI労連相馬支部

     ・東京事務所

    IHI労連東京支部、旭硝子労働組合、カスミグループ労連、基幹労連東京都本部、共同印刷労働組合、建設連合関東地方連合会、コニカミノルタ労働組合、すかいらーくグループ労連、セイコーインスツルメンツ労働組合、全矢崎労働組合、千葉友愛連絡会、電源開発関連労組総連合、東亜道路労働組合、トーカン労連、東京エネシス労働組合、東京計器労働組合、東京都電力総連、栃木友愛連絡会、凸版印刷労働組合、トッパン・フォームズフレンドシップユニオン、日産労連東京地協、日本原子力発電労働組合、日本梱包運輸倉庫労働組合、日本電子連合労働組合、三菱自動車工業労働組合、三菱ふそう労働組合、UAゼンセン茨城県支部、UAゼンセン東京都支部、UAゼンセン山梨県支部、オリエンタルランド・フレンドシップ・ソサエティー

     ・東海事務所

    基幹労連愛知県本部、基幹労連三重県本部、全トヨタ労連、中部電力総連、電機連合愛知地協、日産労連愛知地方協議会、日本郵政グループ労働組合東海地本、三菱自動車工業労働組合岡崎支部、UAゼンセン愛知県支部、UAゼンセン静岡県支部

     ・関西事務所

    イオンリテールワーカーズユニオン、大阪ガス労働組合、川崎重工労働組合、関西電力労働組合、かんでんエンジニアリング労働組合、基幹労連大阪府本部、交通労連関西地方総支部、コーベヤ労働組合、ダイキン工業労働組合、ダイハツ労働組合、西日本旅客鉄道労働組合、パナソニックグループ労働組合連合会、UAゼンセン大阪府支部

     ・九州事務所

    沖縄電力労働組合、九州電保労、九州電力総連、九州電力労働組合、九電工労働組合、九州旅客鉄道労働組合、交通労連九州地方総支部、西部ガス労働組合、佐世保重工労働組合、JX日鉱日石金属労働組合佐賀関支部、新日鐵住金化学労働組合、新日本製鐵住金大分労働組合、新日本製鐵住金八幡労働組合、ダイエーユニオン、中国電力労働組合、西日本プラント工業労働組合、日産労連福岡地方協議会、パナソニックシステムソリューションズ労働組合、福岡国税労働組合、三井三池製作所労働組合、三菱重工労働組合長崎造船支部

     富士政治大学は、1970年代から1980年代の「総評全金つぶし」などの担い手を育成したことなどで有名だったが、横浜市長になった中田と「松下政経塾」の関連を追及した横浜市立大学の「平智之」さんがインターネットに発表している、以下の文章を読んでほしい。

     松下政経塾と「中田人脈」の研究 (3)、2003年7月10日、平 智之(商学部教員)

    http://www.tomocci.com/sinpo/report/nakada.pdf

     以上、戦後日本の労働運動の歴史的系譜から由来する、やや複雑な前置きが長くなったが、本題に入ろう。まず、本連載の(1)で紹介した松下政経塾のホームページなどをブラウズしていると、私には何か別の「政治的教育機関」がだんだん思い当たってきた。それは何かというと、労働運動の活動家や研究者などにしか知られていないが、旧同盟系の「富士政治大学校」という、静岡県御殿場市にある労組幹部の養成学校である。この研究をした文献まで当たる余裕がなかったので、私の『横浜市史』編集事業での同僚、三宅明正氏(千葉大学)による、以下の簡潔な紹介に負うことにしよう。

     富士政治大学校は、一九六八年八月に財団法人として認可された「富士社会教育センター」が翌六九年一〇月に開設した機関である。第一期の「特別労働講座」から、同盟系ならびにJC系【金属労協のこと。同盟加盟の鉄鋼・金属・自動車・電機・造船などの単産が別に組織した国際的労働団体-引用者注、以下同じ】の労組が若手の職場活動家を派遣している。同校では当初から「活動家養成講座」や「幹部研修講座」が開設されている。そこでは「進歩的な市民を発掘し、これを闘う民主主義者に養成する」ことが目的とされ、その「最大の相手は共産主義に立つ人々」とされた。……

    同校には創立者西村栄一【創立当時の民社党委員長】の「遺訓」をもとにした『三訓五戒』が掲げられ、「己をすてよ」「けじめをつけよ」のスローガンのもとに、「評論家的民主主義者ではなく行動的民主主義者を」育成することが強調された。実際の講座を見ると、「かけあいコール」で「絶叫」による「興奮」を味わい、参加者は「演壇」「訓練」で批判派を実力で「撃退」する「訓練」を受けた。

     一九七〇年代前半に同校の講座は急速に数を増している。開催回数は一九七一年七回、七二年三一回、七三年五六回、七四年六七回、七五年八〇回で、以後毎年一〇〇回を超えた。

    ……

     さらに一九八〇年代になると、富士政治大学校での労働講座は企業の「研修」名義で行われることが多くなった。経費は会社持ちの出張扱いにされ……【別の団体名義の】「研修」とされたのは、外部の批判を避けるためであった……〔三宅明正「インフォーマル・グループ小史」、『市史研究よこはま』第14号、2002年、36~37ページ〕

     そして、三宅氏は事例として、横浜市にも大事業所を有する複数の造船重機企業の同校への社員派遣の具体例もあげている。富士政治大学校の場合は、大企業の本社や工場の中堅層を労組幹部へと、短期間で大量養成をめざしている点やファナティックとも思える政治訓練を実践している点で、松下政経塾が政財界のエリート候補生を少人数のオーソドックスな授業で中長期で育成するという、目的やスタイルの違いは少なくない。しかし、寝食を共にした合宿制の研修方式を採用し、ともに創立者の精神主義的なスローガンを掲げて精神修養を重視し、単なる「座学」ではなく現場や地域での実践的な研修や自己表現と他者の論破を重視する教育方法、さらには「行軍」のような肉体・精神練成まであるところが、私には10年置いて設立された両校の共通性が非常に感じられたのである。

     そして、やはり両校に大きな人的な連続があることを決定的に裏づける証拠を探し当てたので、以下で明らかにしよう。すなわち、松下政経塾の役員には、幸之助翁の嗣子の松下正治・理事長(松下電器産業・名誉会長)の下に、キラ星のごとくの有名かつ有力な財界人、および意外にも大学界の大物教授が各種の役員に就任している(政治家はむしろ少ない)。

    そのなかでやや異色のグループが、旧同盟〔正しくは旧総評―編集子〕の最有力単産の1つの鉄鋼労連の委員長や前出の金属労協(JC)の議長を長年務めた宮田義二氏が「相談役」を、その鉄鋼労連での後継者で連合の前会長を務めた鷲尾悦也氏(現・全労済理事長)、および鷲尾会長の「女房役」の事務局長から後任の連合現会長に昇格した笹森清氏がそれぞれ「評議員」を務めているという、「連合トリオ」の存在である。

     現在は、著名大企業内に「敵」がいなくなり、「連合」の主たる担い手になっている(『もう一つの鉄鋼労働運動史―人間らしい働き方を求めた闘いの記録』、発行NPO法人労働者運動資料室、発行者 鉄鋼労働者協会など)が、カンパニー・ユニオン化した戦後労働組合運動の集大成としての「労働組合名」だ。

      http://www5f.biglobe.ne.jp/~rounou/myweb1_270.htm

     その現状については、日本の労働問題研究者の奮起を期待したい。若手研究者の民間企業労働組合幹部への聞き取り(オーラルヒストリー)の視点に過不足がないのか。

     ブラック企業へ物申し、非正規労働者の組織化に奮闘している青年たちにも、これらの一つひとつの「労働組合乗っ取りの過程」を学んでほしい。


    〔4〕twitterで話題になっています。


    「早川タダノリ@hayakawa2600」さんのtwitterで書かれた「サスコミ」  更新2014.09.26



    〔2016年1月28日 (木)〕

    この記事、すごい。 大企業組合としてフォーマル化したインフォーマル組織 


    ▽ある編集者のブログ〔2016年1月28日 (木)〕
    青木慧さんの『ユニオンジャック』を読んだ人。
    http://okina1.cocolog-nifty.com/blog/2016/01/wo-c06c.html

    ▽ある編集者のブログ〔2016年1月24日 (日)〕
    日本は「協調組合主義」と決別を=ノーベル経済学賞受賞者・フェルプス氏(アメリカ)

    http://okina1.cocolog-nifty.com/blog/2016/01/post-19aa.html

    『概念分析の社会学2』原稿書けbot@contractio    2014年4月9日  更新2015.10.19
    これはすばらしい。文献いろいろ。/「非公式組織」の特殊日本的用法が見られる(「日本の労働組合と企業社会の劣化をすすめたインフォーマル組織!」)。 どうしてこうなった。 / “インフォ…” http://htn.to/bLpmcWW3S  #PTS #SmallGroup #list

    https://twitter.com/contractio




    2015.01.01

    〔Ⅰ〕労働問題研究者が分析したインフォーマル組織の研究


     〔1〕山本潔、『金杉秀信 オーラルヒストリー』、金杉秀信著、大原社会問題研究所雑誌 No.627/2011年1月
      〔PDF版(こちらをクリックしてください)〕
     山本 潔、「インフォーマル組織」に関する一考察――甲電気における事例を中心として-1- 、社会科学研究 42(1)、1990年07月、東京大学
     山本 潔、「インフォーマル組織」に関する一考察――甲電気における事例を中心として-2- 、社會科學研究 42(2)、1990年09月30日号、東京大学
     山本潔、「大企業の労資関係──“フォーマル”機構・“インフォーマル”組織──」(山本潔『論文集「労資関係・生産構造」』2000年、ノンブル社所収)

     ▽山本潔さん推薦――『ユニオン・バスター―米国労務コンサルタントの告白』、マーティン・ジェイ レビット、テリー コンロウ 著、 Martin Jay Levitt (原著)、Terry Conrow (原著)、訳渡辺 勉・ 横山 好夫、 緑風出版、2000年03月。



     「本書はアメリカでのユニオン・バスターの歴史を赤裸々に暴露した本である。労使関係の裏側でユニオン・バスターがどのように暗躍してきたのか、法律がどうユニオン・バスターの活動を支えてきたのか、その実態を余すことなく活写して見せた。労働組合の組織率が12%台に低下した背景には、驚くべきユニオン・バスターの活躍が…。
     アメリカでのユニオン・バスター=組合潰し屋の歴史を赤裸々に暴露する。労使関係の裏側でユニオン・バスターがどのように暗躍してきたのか、法律がどう彼らの活動を支えてきたのか、その実態を余すところなく活写。」


     
    〔2―1〕 1960年代の「八幡製鉄所のインフォーマルグループ」の育成文書〈芹澤寿良、高知短期大学「社会科学論集」99号、2011年11月〉  

     ▽2019.03.18
     〔2―2〕まだやっているのか「八幡のインフォーマル組織」の活動⁉

    起業祭に八幡製鉄所青年研究会出店――2016年11月06日(日) 07時10分00秒


     

    2018起業祭で組合主義と青研の出店なし――2018/11/6(火) 午前 10:09
     
     〔2―3〕京浜製鉄所におけるインフォーマル組織の研究    (PDF版、14.05.13更新)
    日本鋼管京浜製鉄所労働組合の組織と活動、樋口次郎――『現代の労働組合運動 3』、大月書店、1972年12月15日
    日本鋼管京浜製鉄所における労働組合運動平野浩一――『現代の労働組合運動 7』、大月書店、1976年11月29日


     〔3〕高橋祐吉、『企業社会と労働組合』(目次とはしがき・PDF版)「第3章 インフォーマル組織による組合支配構造の分析」、労働科学研究所、1989年。[原題「労働組合運動のガン=インフォーマル組織とどうたたかうか――その支配構造と克服の展望」、高橋祐吉、『日本の労働組合運動 5 労働組合組織論』大月書店刊 1985年]。

     第3章 インフォーマル組織による組合支配構造の分析
     第1節 インフォーマル組織をめぐる問題状況
     第2節 インフォーマル組織による組合権力奪取の構造
      1.日本ステンレスの「八葉会」の場合
      2.雪印食品の「DEC」の場合
      3.「富士政治大学校」と「日本政治経済研究所」
     第3節 戦後日本の労働組合運動とインフォーマル組織
      1.鋼管京浜労組と「創友会」の場合
      2.東芝労組と「扇会」の場合
      3.同盟・JCによる組合権力奪取の戦後史
      4.「労使関係」から「使使関係」へ
     第4節 インフォーマル組織に対する闘争と組合再生の展望
      1.インフォーマル組織の「強さ」と「弱さ」
      2.全員加盟の呪縛からの解放
      3.自主的インフォーマル組織の創造へ


    ▽13/11/18+13/11/22
     
    〔4〕アンドルー・ゴードン著、二村一夫訳 『日本労使関係史~1853-2010』(元法政大学大原社会問題研究所所長・法政大学名誉教授)の「第11章 日本型労使関係のヘゲモニー」(434p-437p・PDF版)の部分を読んでほしい。(PDF版)

     インフォーマル組織は、「裏返しのレーニン主義」の母国であった、と書いてある。

     「インフォーマル・グループ」とは、共産党の組合内派閥集団である「細胞」をお手本にしてつくられた組合内組織であった。ただし経営側と対立する存在ではなく、会社に支援され会社と協調する集団であった。レーニン主義が政治的に目覚めた前衛分子によって大衆をリードし社会主義革命へと導く戦略であるなら、戦後日本は「鏡の国のアリス」ならぬ「鏡の国のレーニン主義」、 「裏返しのレーニン主義」の母国であった。インフォーマル・グループは、革命とは反対方向へ大衆を導くことを目指した前衛組織である。組合潰しだけがこのお話のすべてではない。インフォーマル・グループに属する者は、採用、昇進、昇給、あるいは仕事の配分、さらには作業長といった監督者への選抜に際し有利な扱いを受けたのである。他方で、戦闘的な活動家は差別的に処遇された。だが日本鋼管だけでなく他社でも、労使関係を安定させ生産性を向上させるには、こうした強硬路線だけでは不十分であった。 1950年代から70年代まで、企業経営者とその同盟者である協調的な労働組合内「会社派」は、従業員の支持獲得の上で大きな成果をあげた。そのための諸方策こそ、ある意味で「日本的労使関係」の核心をなしている。


     〔5〕第1章 60年安保闘争と労働者の運動、三宅明正――日本の社会・労働運動の史的研究、三宅明正 編、2011年、千葉大学大学院、人文社会科学研究科
     “インフォーマル・グループについて詳しくは、三宅明正「インフォーマル・グループ小史̶横船「二八会」史料から̶」(『市史研究よこはま』第14 号、2002 年)を参照されたい。なお全造船二八会や電機二九会、私鉄三〇日会、化労研、鉄鋼連絡会など総評や中立労連の単産に組織されたインフォーマル・グループは、みなこの60年安保闘争の時期に、「政治スト反対」を掲げて、民主社会党(民社党)結成と時を併せて発足した。ただし民社党との関係が公然と示されるのは1970年代半ば以降のことで、発足からしばらくの間、これらの組織は○○会として政党色をださずに活動した。”
     三宅明正「インフォーマル・グループ小史̶横船「二八会」史料から̶」(『市史研究よこはま』第14 号、2002 年)の柱
     はじめに

     1 インフォーマル・グループに関する研究状況
     2 「二八会」の背景――全国的な動き
     3 横船二八会の結成
     4 会員数と組織
     5 会の「目的と精神」――求心力
     6 会の活動実態


     〔6〕レオ・ヒューバーマン、訳・雪山慶正、安田正美、『労働スパイ』、紀伊国屋書店、1959年4月、川﨑忠文さん推薦――アメリカ社会における戦前・戦後における労働現場における探偵社などの潜入スパイの実態を解明。日米共通する労働組合活動家排除・労働組合転覆策動をあまりにも知られていない現状がある。雪山慶正さんの労働関係書はたくさんあり、一読を。

     


     
    〔7〕「労働組合」という名の「会社派幹部の構造」を分析   (PDF)
    (2017.03.25更新)
    右翼日和見主義の特質――松下電器労働組合、田沼肇(法政大学社会学部教授)、『現代の労働組合運動論 第2集』(大月書店、1972年06月)

     



    〔Ⅱ〕労働運動の現場からの発信

    〔1〕「ある編集者のブログ」で書いてきたもの

      ▽2017.08.03
     ⇒PDF版へ
     


    インフォーマル組織物語―その1

    インフォーマル組織物語―その2

    ネッスル日本の経験――インフォーマル組織物語 Ⅲ

    ネッスル日本の労務屋さん――インフォーマル組織物語Ⅲ―2

    会社を破壊した雪印食品DEC――インフォーマル組織物語Ⅳ

    Yさんへ――「インフォーマル組織の過去・未来」のページ・インフォーマル組織物語Ⅴ

    青木慧さんの『ニッポン丸はどこへ行く』――インフォーマル組織物語Ⅵ

    『ニッポン丸はどこへ行く』が解明したこと――インフォーマル組織物語Ⅵ-2

    明治乳業のインフォーマル組織がフォーマル組織のTOPへ―インフォーマル組織物語Ⅶ

    八幡製鉄所のインフォーマルグループ――インフォーマル組織物語Ⅷ

    どこに消えた『サスコミ』グループ――インフォーマル組織物語Ⅸ

    オリンパスもインフォーマル組織が会社乗っ取り――インフォーマル組織物語Ⅹ

    ネッスル日本労組の争議和解

    大企業組合としてフォーマル化したインフォーマル組織

    〔補論〕ユニオン・ショップ、労働組合の選択の自由、連合内「閉じこもり論」、連合内「階級的民主的強化の担い手論」をめぐって


    〔2〕1980年代に追及したインフォーマル組織
      ▽2017.08.05
     ⇒PDF版へ

     


    インフォーマル組織――その過去・現在・将来、勝山善介・ジャーナリスト、賃金と社会保障 838号、1982年03月25日号  (PDF)
    インフォーマル組織と人間性回復闘争、勝山善介・ジャーナリスト、賃金と社会保障 849号、 1982年09月10日号  (PDF)
    『サスコミ』を追う――ある反共労働運動誌を斬る、吉村宗夫・雪印争議団、賃金と社会保障 838号、1982年03月25日号  (PDF)
    『サスコミ』を追う(PARTⅡ)――ある反共労働運動誌を斬る、吉村宗夫・雪印争議団、賃金と社会保障 849号、 1982年09月10日号  (PDF)

    金属労働戦線におけるインフォーマル組織――[原題:「ねらわれた組合」からの脱出――インフォーマル組織とたたかう、大木兼次郎・金属機械反合インフォーマル対策委員会、賃金と社会保障 879号 1983-12-10   (PDF)

    ▽1980年代の伊豆の「職場の自由と民主主義の会議」(名称は?)で出会った青年たちから聞き出したDECのことを簡潔にまとめている『雪とふきのとう――雪印のDECを暴く』(門倉 訣著、労働旬報社、1981年)。
     その後、第一次争議を解決後出版した『自立する労働運動――知られざるインフォーマル組織』(吉村宗夫著、労働旬報社、1983年)。
     2000年代初頭、DECメンバーが会社役員・管理職となり食肉偽装事件を引き起こす事態を引き起こし、会社を解散させられ首切りとたたかった経過をまとめた『会社がなくなるとき――雪印食品の企業破壊を許さず』、吉村宗夫著、シーアンドシー出版、2002年参照。

    いまこそ“反インフォーマル組織”共闘を――見えないも敵が見え始めた
                        (PDF) (2015.10.03更新)

    く資料Ⅰ>知られざるAGS民労の素顔――民航労連AGS労組教宣部
    く資料Ⅱ>『サスコミ』の団結破壊を許さず――全印総連新日本印刷分会
    く資料Ⅲ>「合理化」を狙う組合破壊攻撃――食品労連ネッスル日本労組
    く資料Ⅳ>労戦再編下の組織攻撃に攻撃的に対応――合北労連化学一般昭和高分子労組
    <資料Ⅴ>インフォーマル組織=再建同志会の介入は不当労働行為――紙パ労連安倍川製紙労組
     賃金と社会保障 849号、 1982年09月10日号  

    〔Ⅳ〕労働組合の現場からのインフォーマル組織とのたたかい


    〔1〕ネッスル日本労働組合・同ネッスル日本労働組合霞ケ浦支部、都労委命令書、東京都地方労働委員会、会長 古山宏、昭和5973
       http://web.churoi.go.jp/mei/pdf/m01981.pdf

       ネッスル電気主任技術者解任等、昭和630607 静岡地方裁判
       http://hanrei.biz/h71315

    2013.12.23更新

    〔3〕 東芝扇会の活動(注:インフォーマル組織)、東芝の職場を明るくする会、中央労働委員会(中労委)の命令の要旨、2004.11.4 2004.11.30交付)
      http://www.kki.ne.jp/akaruku-tsb

       
     ▽労働委員会と裁判の証拠資料(その1)   2007.5     
       秘密組織「東芝扇会=自己啓発の会」の驚くべき実態、東芝人事部門が指導する組合支配と人権侵害
       いまも続く、秘密組織を使った違法な労務管理、-東芝の職場を明るくする会-

       http://www.kki.ne.jp/akaruku-tsb/tsb-ZIKOKEIHATSU-0705.html

       ▽2022.08.28
     
    〔4〕「東芝に勝った男・無料ダウンロード」(PDF版)
      (左の図版をクリックしてください)


      ▽東芝に勝った上野仁とその仲間へ――佐高信|「週刊金曜日オンライン」2018年5月31日1:11PM
     「東芝府中工場から職場八分をなくし上野仁さんを守る会」記録集の『東芝府中人権裁判の足跡』と、副読本のマンガ『東芝に勝った男』を受け取りました。
     私も支援集会で話させてもらいましたが、1988年秋の「人権裁判提訴六周年記念集会」での松下竜一さんの講演の際のアトラクションがユニークでしたね。「集会のスタイルも型にはまらないものを目指した」ということがよくわかります。
     ▽以下のURLをクリックして全文を。

    http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/2018/05/31/sataka-23/


    2018年2月25日 発行
    編集・発行 「東芝府中工場から職場八分をなくし上野仁さんを守る会」記録集編集委員会
    連絡先 〒156-0044世田谷区赤堤3-12-11松野哲二方
        toshibasaiban@yahoo.co.jp
    お問合せ・ご感想等は、上記連絡先への郵便やメール等でお願いいたします。
    編集協力・漫画原作 細川工房
    漫画 Chinatsu A
    印刷所 有限会社ねこのしっぽ
    *印刷版の頒価280円(送料込み)。ダウンロード版は無料。


    〔5〕明治乳業争議を支援する会
       http://kotayan.seesaa.net/
       記事内検索「インフォーマル組織」
       明治乳業のインフォーマル組織を操る資本とのたたかい  (PDF)
       明治乳業争議団員リポート記 (PDF)

     更新2014.12.27
    〔5-2〕必見! 倉内節子弁護士講演「不当労働行為と闘った30年――明治乳業事件から最近の労働問題まで」、労働相談センター・スタッフ日記、NPO労働相談センター(03-3604-1294)、全国一般東京東部労働組合、2014年12月19日
       http://www.rodosodan.org/

       ▽以下のビデオを見てください。(1時間6分ほど)
       https://www.youtube.com/watch?v=Y1A0dCVrY6c#t=171

       

     2014年12月19日、全国一般東京東部労働組合の学習会で、クラマエ法律事務所所長の倉内節子弁護士による講演「不当労働行為と闘って30年――明治乳業事件から最近の労働問題まで」が開催されました。
     倉内節子弁護士はクラマエ法律事務所所長で、同法律事務所は全員女性弁護士で有名です。私たちの活動に対しても無料弁護士労働相談を手弁当で行ってくださっています。
     倉内節子弁護士は明治乳業の不当労働行為と長年に渡って闘っている明治乳業争議団の弁護団長を務めておられ、その豊かな経験に基づき、明治乳業の「インフォーマル組織」による不当労働行為を赤裸々に話してくださいました。
     
     詳しくは是非動画をご覧ください。労働組合のリーダーはもちろん、職場で頑張っておられる組合員は必見です。
     
     明治乳業だけでなく、どの会社も闘う労働組合をいかに卑劣な手で攻撃してくるか、しっかり勉強したいものです。(出所:労働相談センター・スタッフ日記、NPO労働相談センター)


    〔6〕石川島播磨重工におけるたたかい
       陳述書(PDF版)――石播の労務管理について以下のとおり陳述いたします。原告 渡辺鋼(2003215日)

       http://www7a.biglobe.ne.jp/~ihijinken/zc_list/img/ishihariroumu.pdf

      「職場風土の改革」の最大の障害になっているインフォーマル組織の存在、株式会社IHIが提出した「改善状況報告書」について、20081012日、石播東京職場の差別をなくす会

       

    〔7〕日本鋼管・NKK一労働者の手記――60年安保後の鉄鋼産業資本の政策とその対抗〔ボ ラ ン ティ ア へ の 歩 み・・・一人はみんなの為に みんなは一人の為に・・・、谷川のせせらぎ 〕PDF版
       (2014.07.16更新)

        http://tanigawanoseseragi.web.fc2.com/vulunteer.html

       NKK京浜労組役選介入・不当労働行為事件の闘い
       鉄の扉ひらいた男たちー神戸製鋼争議勝利総括集

    〔8〕全国金属・金属機械反合におけるたたかい   (2014.05.01更新)
      [1] 『ねらわれた組合――インフォーマル組織とどう闘うか』(金属反合闘争委員会編・発行、1983年7月1日、初版1万部)  【原本募集中】
      [2] 金属労働戦線におけるインフォーマル組織――[原題:「ねらわれた組合」からの脱出――インフォーマル組織とたたかう、大木兼次郎・金属機械反合インフォーマル対策委員会、賃金と社会保障 879号 1983-12-10   (PDF)
      [3] 全金山武ハネウェルのたたかい――弁護士法人 けやき総合法律事務所のサイトより
       http://www.keyakisougou-law.jp/affairs/entry-44.html

    山武ハネウェル・賃金昇格差別についての不当労働行為救済申し立て事件  

    http://www.keyakisougou-law.jp/archives/001/201103/4d6d428cd2ddf.jpg

     山武ハネウェル(現山武)は、ビルなどの空調機器などの自動制御装置を製造販売する大企業であり、米国ハネウェル社との技術提携をし、資本的な関係も有していた。同社では、かつて全国金属労働組合(旧)に所属する戦闘的な労働組合が存在し、賃金・労働条件について、相当の成果を上げていた。こうした労働組合の活動を嫌悪した会社側が、労働組合の変質を図るために、1972年に「R-Kマスタープラン」という組合転覆計画書を作成し、それを実行していった。1975年には、労使協調路線のインフォーマル組織が公然化し、会社の支援のもと、労働組合の役員を独占するに至った。その過程で、会社は、戦闘的な労働組合活動家について、賃金や人事上の昇格において、計画的に不利益取り扱いを続けた。

     組合の変質後に、排除された組合活動家の元に、上記「R-Kマスタープラン」のコピーが差出人不明で郵送されてきて、会社の不当労働行為の全貌が明らかになった。

     こうした不当労働行為意思の直接証拠と、組合活動家に対する露骨な差別取り扱いが公然と行われている事実に基づき、会社の労働組合への支配介入の排除と、組合活動家に対する差別の是正を求めて、労働組合法の不当労働行為の救済申し立てをおこなった。工場が、神奈川県と東京都大田区に分散することから、神奈川県労働委員会(1986年11月)と東京都労働委委員会(1987年1月)に申立を行った。神奈川の申立人は29名、東京の申立人は18名、合計47名の大型争議となった。

     会社は、当初「R-Kマスタープラン」の作成への関与を完全に否定していたが、89年1月に申立人側が、会社の旧人事関係文書の筆跡と、同プランの筆跡が同一であるという筆跡鑑定書を提出するや、会社の人事部員が同プランを作成したことは認めるに至ったものの、今度は、個人的に作成されたものであり、実際には実行に移されたものではないという苦しい答弁をするに至った。

     申立人側からは、神奈川で5名、東京で6名の証人尋問を行い、452通の書証を提出して、91年1月に神奈川地労委において先行的に結審した。

     その後、救済命令と両にらみをしながら、神奈川地労委で和解・斡旋が進められ、都労委においては、93年3月に結審する中、同年9月に最終的に神奈川地労委から斡旋案が示され、同年11月に勝利的な解決を迎えた。

     和解の内容は、資格・職能給及び賃金について申立人全員を是正すること、今後の処遇に関しては「賃金・資格・職能等級の決定に当たっては公正・公平を旨とすることを確認する」、職場差別の是正と、相当額の解決金の支払いというものであった。

     労働組合活動への会社の介入と、積極的な活動家に対する差別取り扱いという典型的な不当労働行為であったが、秘密文書の曝露、露骨な差別実態の立証を通じて、勝利を確信するなか、労働組合活動の自主性を取り戻す観点からしても、大きな意義のある勝利といえる。

      [4]全金北辰電機と住友資本のたたかい (2014.05.01更新)
    ――金属労働者の文集『追悼・岡安政和』(「追悼・岡安政和」編集委員会)
    『追悼・岡安政和』(PDF版「追悼・岡安政和」編集委員会、1982年6月)
      

     「一九七二年に北辰電機は分裂させられましたけれど、分裂をかけられる前に、北辰電機の中には労友会と言うインフォーマル組織がつくられ、資本は、この人達を使って北辰電機の分裂にのり出しました。」

    〔Ⅴ〕出版・文学・ジャーナリズムが伝えるインフォーマル組織

    〔1〕『トヨタ残酷物』が描く労働者を監視するインフォーマルグループとは、「3章 待遇・人事残酷物語」、『トヨタ残酷物語――現場労働者による内部告発、超合理的生産システムの裏に地獄を見た』、赤松徳司(トヨタ自工労働者)、エール出版社 、1982年03月          (2014.09.26更新)

    〔2〕東芝の喜劇、鎌田慧、週刊金曜日、1995512
       http://www.jca.apc.org/ariake/docs/toshiba_kigeki.pdf

    〔3〕鉄鋼連絡会議の日本ステンレス攻略、『ニッポン丸はどこへ行く』、青木慧著、朝日新聞社、1982年12月
     
                                      (2014.10.22更新)
      

    〔3-2〕『ユニオンジャック――国家ぐるみの犯罪』(青木慧著、1984年6月25日、学習の友社)更新2016.01.26

     

    第1章 やればやり得まる儲けの犯罪 7
    ハイジャック=おい、手を高くあげろ 8 絶対に損のない荒事のハイジャク10 背後に財界・自民・民社の三角関係? 12 自民党労対部長がつくった同盟系労組 15 肝心な事実を隠す大企業と報道管制 17 ケシ粒が天下をとる手品 20

    第2章 《民主的労働運動》のトリック 25

    完全犯罪のノウハウを企業に売る労務屋 25 労務屋の悪知恵を借りて極秘計画作成 23 《使用者の利益を代表》する順に研修30 職制兼組合員の社外研修が第一のカギ 33 《民主的労働連動》はユニオンジャック運動 36 ユニオンジャック判定のリトマス試験紙 39 会社の組合支配は人づる、金づるで 42

    第3奉 職場の秘密警察とクーデター 45

    社外研修終了者で職場ごとに「核づくり」 46 「屁のカッパ」を「陸にあがったカッパ」に 48 その基本戦略は「ぞろぞろ部隊」対策 50 会社と連携で全組合員の思想・素行調査 52 芝居うって家庭訪問、エセ電話、尾行も 55 「左翼人脈づくり」と職場のデマ情報 59 戒厳令下で会社、職制総ぐるみの役員選挙 81 クーデターで労働組合民主主義は骨ぬき 64

    第4章 住友電工の《QC労務・左翼対策》 67

    財界の労働組合対策の見本「住友大学」 68 金社、職制総ぐるみによる組合役員選挙 72 会社による会社のための《組合強化》対策 75 《QC》の名で労働組合総ぐるみ育成 77身も心も会社製、不当労働行為の産物 78 偽装労組であるがための宿命と《左翼対策》 80 外部情報で人事課員と親衛隊が潜入 82 カトリックの女性も《左翼》と解雇 85 労働者の《主体》と《自主》性の抹殺 85 宗教者の「心の自由」も踏みにじって 90 全社員は国家と会社に生命を捧げよ 92

    第5華 中部電力の《逆包囲・特定思想対策》 97

    秘密文書が裏付ける企業犯罪の数かず 98.係長クラス・を基盤に《健全思想》の育成 99 日経連直結の労務屋を《社内講師》に 102 秘密労務組織を使って《政治地図》づくり 104 《リストアップ者対策》あの手この手 107 会社は公害出しているのになぜ公害反対か 110 「灯し火は消えた」が示す《特定思想者対策》 113 《告白書》を転向のあかしとして強要 115
    第6章 日産偽装労連の労働者支配と悲劇 119

    立ち上がった係長会・組長会有志の訴え120 世界に誇る日本式労使関係の代表だが 122 職場での二重支配の要・職制兼組合役員125 経営陣内部でも労組支配めぐり争奪戦129 偽装労連を私物化し、粛正で権力を経る 131 日産に発生した鉄サビは日産人が除去を133 会社を食いものにするユニオンジャッカー 135 社会的犯罪のツケは必ず支払わされる 137

    第7章 「ヘチマ会」大連合の《終着駅》 141

    偽装労連を使った系列労使への支配 142 親企業労使による丸抱え御用組合づくり 144 下請けごときの賃上げ要求が高すぎる 147 昭和高分子でも背後に秘密労務研修団体 150 総評、中立労連内部の隠れ同盟部隊 152 暗躍したユニオンジャッカーとその組織 154 組織ごと乗っ取って危険な《終着駅》へ 156

    第8章 背後から糸を操る仕掛人は? 161

    民間のユニオンジャックと官公版のちがい 162 警察や公安機関などは企業の共犯者なのか 165 自民党は労働組合政策をもって国政で実行 169 《自由にして民主的な労組》を高く《評価》 172 財界と政府・自民党が合作の生産性本部 175 労務研修や《民主的労働運動》の出前機関 177 正体がわかり、びっくりの吉田忠雄明大教授 170 日特金属で生産性研究会がユニオンジャック 182 「労働戦線統一」推進労組は半ば以上育てた 186 生産性本部と《姉妹》の社会経済国民会議 189

    第9章 財界と政府・自民党の隠れ部隊 193

    少数が多数を支配するトリックとその構図 194 労働・社会運動での民社党《独特の使命》 197 自民党系人材で民社党育成の岸信介構想 202 自民・民社の二党流で仕える《同志》たち 204 憲法と革新など《既成観念のタブーに挑戦》 207 《イデオロギーのバックボーン》は軍拡・改憲 210 改意への《条件づくり》と《突破口》づくり 213 二党流使いで軍拡・改憲の《筋書》が進行 215

    第10章 臨調方式と国家ぐるみの仕掛け 219

    臨調のうまみと財界の「口出し手出し機関」 220 臨調を主導する「タックスラー」たち 223 「教育改革」と相乗りで改憲コースの大掃除 227 密室でないと本音が語れない審議とは? 229 行革審や行革国民会議にも《同志》が横すベり 291

    第11章 はさみうちの標的・国鉄労働者 235

    国鉄再建監理委にターゲットをしぼれば 236 「親方日の丸」攻撃の臨調学者の親方は? 239 国鉄はなぜ臨調「行革」の最大の焦点か 243 不当労働行為は《やればやり待》の労務学者 247 密室審議で国労取り込み交通運輸版JCづくり 251 全民労協加盟組合を基礎に選別し排除も 254 いやだというものも、一括してハイジャック 257

    第12草 地方公務員版ユニオンジャック 261

    私的諮問機関などを隠れみのに使って 262 民間並みの《能力主義》労務管理を導入 266 《人事考課》は管理者が職場支配の武器に 289 《使用者の利益を代表する者》づくりの研修 274 QCなど職場小集団の自主管理運動の狙い 274 都知事の私的諮問機関「活力懇」も労務方針 280 「活力懇」 の中心は財界の労務屋と二党仕え 283 同盟主導で「労働界代表」も取り込んで288

    第13章 教育臨調版ユニオンジャック 291

    少数者支配の国家ぐるみの《システム》 292 文教懇は《国民のみなさん》より《同志》たち 295 臨教審へ「第一与党」民社のラブコール 298 同盟は民主教育解体でも財界のパートナー 301 教育臨調用の《国民運動》と「労働戦線統一」 303 改憲をめざす教育臨調版《公正な教科書》 306 企業や政治の品質を問う運動こそ必要 309

    おわりに 315


    〔4〕60年安保闘争後の青年たちの変化と「労使対等」を許さなかった日本企業、p38ーp40、『明日へのうた――語りつぐ日立争議』(戸塚章介著、大月書店、2001年12月)    (2014.11.12更新)

      

     ルールなき資本主義

     六〇年安保闘争は、日本の大企業にとっても彼らなりに学ばされることが多かった。
     戦後急激に昂揚した労働運動は、二・-ゼネストの挫折、松川・三鷹などの謀略事件、レッドパージ、大型争議の鎮圧などであらかた沈静化した。労働運動の指導組織も産別が崩壊し、五〇年の総評誕生に見られるように反共的労使協調型労働組合が主導権を握った。経営者たちはほっと一息ついていた。

     そこへ降って湧いたような六〇年安保闘争だ。息の根を止めたと思った労働運動が政治闘争化して復活した。なかでも経営者たちを震え上がらせたのが、大企業で働く青年労働者たちの台頭だった。青年労働者は高度経済成長支える大量生産・大量消費の担い手だ。彼らが労働組含運動を求め運動を活発化させるのは大企業の経営者にとって死活問題に思えた。

     大企業の経営者は青年労働者を労働運動に駆り立てている元凶は、日本共産党とその青年組織の民主青年同盟(民青)だと決めつけた。共産党・民青の影響力を労働組合や職場活動から排除することが労使関係の安定、ひいては企業の繁栄につながると考えた。この大企業経営者の不安に悪乗りして、共産党・民青を今にも会社をつぶし暴力革命を企てる赤鬼集団のように描き出す反共グループや労務屋が横行した。どこの全社でも競って彼らが主催する反共講座等に人を送った。そしてますます共産党・民青に対する恐怖心と敵愾心を植えつけられて帰ってきた。それは実態がデフォルメされた虚像だったが多くの企業ではそれを真に受け、共産党・民青を破壊集団とする労務管理が実行された。

     IHIにおける若い行動派の党員は、一方的に叩き込まれたマル共思想を狂信し、陰で操る悪質な幹部の命令に何の批判もなく盲従し、その手先となってあらゆる会社の施策に反対し、敵対意識をもって無謀な行勤に走り、職場の秩序を破壊し、職制をマヒさせ、善良な一般従業員を会社不信感と不安に陥れる。彼らは共産主義の世の中になれば働くものの天国だという論法で、一般の人たちを引きずり込んでいくのである。(六七年四月二日付「監督者シリーズ」石川島播磨東京第二工場労務資料)

     日立の今日は、所員としての自覚、研究ないし、生産のにないてとしての面と労働組合の組合員としての面から考えていかなくてはいけないとされています。
     ところが、例えば日共は文化サークル結成や、うたごえサークル等の結成の世話役活動に精力的に乗り出し、各種文化サークルの交流を活発化させて、特に青年婦人層の人々をこれらに参加させ、徐々に党閥係の学習講座や、経済学教科書の学習などの集まりにみちびいて行き、これらの人々を漸次共産党的階級闘争至上主義の考え方に誘導していく、といったやり方を採用しようとしているように「あなたは狙われている」のです。(六八年三月発行「勤労課の業務」 日立中央研究所総務部勤労課編)

     このような認識を土台に多くの主要な大企業の労務政策は打ち出された。彼らにとって企業の拡大と繁栄はすべてに優先する「善」だった。これに対抗し、企業の論理に屈しない思想や運動、それを信奉する活動家は無条件に「悪」と決めつけた。善が悪を葬るのは世の中の当然の摂理でありどんな手段も許されると考えた。

     今思えばここから日本のルールなき資本主義が始まったといえる。資本主義が自由競争の社会だからといって、利益追求のために何をやってもいいというわけではない。消費者の安全を守るとか、乱売を戒めるとか、また国際的なルールも守らなければならないはずだ。それらの中でも、資本主義が労働者を働かせその剰余価値を取得して成り立っている以上、一番守らなければならないルールは労使関係のルールのはずである。

     大企業の労務政策は根っこのところに「労使協調が一番いいんだ」という思想がある。労使協調それ自体は別に悪いことではないかもしれないが、多くの大企業経営者は骨のあるたたかう労働組合・労働者を労使協調の敵だと規定し、会社施策に無批判に追随する労働組合・労働者しか存在を認めようとしなかった。ここに高度経済成長期に入る段階での大企業経営者の間違いがあった。ボタンのかけ違いである。

     当時の大企業経営者には、労働者が自主的に組織し自主的に団結するありのままの労働組合と、対等のつき合いをするだけの器量の持ち合わせがなかったともいえる。「労使対等」という西欧では当たり前の考え方を理解する能力に欠けていたのである。経営者のメガネにかなった組合しか認めないというのでは「労使協調」とも言えない。強いて名づければ「労使癒着」である。労使癒着の労働組合に、経営へのチェック機能を期待しても所詮無理なのである。その当然の帰結が三菱自動車であり雪印乳業あるいはそごうデパートだったのではないか。


    〔5〕特集:"丸がかえ"御用組合化ととたたう  更新2015.10.19
       雑誌『まなぶ』(労働大学、 1982年11月、491号)
      資本の組合"丸がかえ"作戦――インフォーマル・グループを中心に /共同討議
      富士政治大学校にみる洗脳教育 / 曽戸正明
      謀略の機関誌『サスコミ』とは何か / 吉原公一郎
      核づくり、組織づくりで対抗 / 浜崎忠晃   (全体のPDF化
      (本資料は、吉原公一郎さんにデータを提供。寄贈を受けていた雑誌を発見)

      

     



    【第五部】
    ▽2022.07.27
   

   



▽2022.07.27
 


  
       (全文,PDFで読めます)






◇は じ め に



 「歴史の未来をその手ににぎるもの」、それは労働者階級であり労働組合である。ある労働組合入門書にこうあった。それは孫悟空のごとく「自由自在に天地をかけめぐり、もろもろの怪物を退治」する、そして世界をつくりかえるだろう。それはレオナルド・ダ・ビンチのように人類の文化の発展に貢献し、組織の力によって創造的に活動するだろう。そこには、このように書かれていた。
 ところが、歴史の未来どころか、近代社会のごみ箱のような労働組合の話もある。アメリカのAFL=CIO (労働組合中央組織) から除名されたチームスター・ユニオン(フルネームはアメリカ馭者・運転手・倉庫労働者・助手国際友愛会) をめぐる汚職と暴力の物語りだ。組合のいうことをきかないパン屋にダイナマイトを放り込む。協約に応じない使用者の店に火焔びんを投込み、トラックのガソリンタンクに砂糖を入れる。一部の行過ぎでこんなことが起こったわけではない。組合長ホッファは公然と「暴力を使うことは否定しない」とのべているのだ。アメリカの暗黒街と労働組合との腐れ縁は、いまだに尾を引いて続いているらしい。そういえば有名な夜の大統領カポネがシカゴの労働組合の大部分を支配していた時代だってあったのだ。
 また、先日のテレビにこんなのがあった。「イギリス――伝統と革新」という題の特派カメラマンの記録である。自動車工業と新聞事業を引合いに出して技術革新はどんどん進んでいるのに、労働組合がクラフト・ユニオン(職能別組合)の伝統を守っているために、労働者の配置や作業体系をそれに即応させることが出来ないというのだ。テレビは新聞梱包機械の前で悠々と煙草をすっている労働者の退屈し切った表情と、職種のちがいからごく僅かな仕事を何人もの労働者で仕上げている作業情景をうつし出していた。産業・経済の進歩の阻害者、それは労働組合だというようなことだった。
 同じものが見る人の置かれている立場によってバラ色にもなれば灰色にもなるといったことは随分たくさんある。なにも労働組介だけには限らない。たしかに労働組合はその最たるもののうちの一つではあるだろう。労働者にとっては、それこそ未来はそこから開かれるようにも思えるし、資本家にとっては全くの邪魔ものであるかもしれないからだ。こういういわば立場のちがいによる見方の相違ということは実際にあることだ。
 しかし、そういう相違を内包しながら、なお労働組合ほど国や時代や環境、条件によって違った役割とあり方をしているものは少ないだろう。同じく労働組合と呼ばれているものが、全く正反対の機能(仕事)を 発揮している場合さえ少なくないのだ。
 そういうことを考えていくと、一体、労働組合とは何なのだろうか、と思われてくる。それは「歴史の未来のにない手」であったり、汚職と暴力と暗黒の巣であったり、また進歩と繁栄の阻害者であったりするが、そこはどう考えたらいいのだろうか。
 いや、そういう世界にまたがる問題よりも、この日本で労働組合は果して何であり、また何でなければならないのだろうか。
 労働組合について書かれた書物はもう随分ある。それぞれに立派な内容をもっているものも多い。しかし、それらを読んで感ずることは、このような根本的な開いには答えてくれないということだ。そんなことは問題にもならないことなのだろうか。
 だが、実際に労働運動の中にあり、そこで何をしたければならないかを考える時、このような問題が常に待ち受けているように思われる。それは形にならない疑問、意識化されない問題であるかもしれない。それにしても、これは日常不断に解答をせまってやまない問題のように思われてならない。
 これまで、僕は僕なりにそういう問題に随分ぶつかってきた。労働組合とは何か? を真正面から考え直してみなければならないと感じたいくっかの体験もあった。
 それを一つ一つ引出して考えて見よう。そうすることによって、たとえ労働組合をめぐるあらゆる問題に明快な解答をあたえられなくても、一の出発点はきずくことは出来るかもしれない。それは問題をとく手がかりになるかもしれない。
 おそらくそれは啓蒙的な“解説”や、明日から役立つ“手引き” とは違うが、問題の根本を見つめることを通じて、さまざまな判断と行動を導き律していくためにはぜひとも必要なことなのではなかろうか。



 




⇒以下、工事中!



 

 





   
   




▽工事中。
◇[レイドロー報告]・協同労働をめぐっての論評
2021年6月17日 (木):現代「労働問題・労働組合運動」に関する4冊の本。



 
▽2021.02.09
 




シーアンドシー出版の関連出版物
   
●『協働の未来に光あれ! パラマウント製靴の歩みと労働者生産協同組合へ』(パラマウント製靴共働社の石井光幸さんが編集した。シーアンドシー出版刊、1995年8月、B5判並製、400頁)
●『皆でたたかった50年――全日自労三重県本部の歴史』
全日自労三重県本部・協同総合研究所編、
シーアンドシー出版、1996年
46判上製
●『AARPの挑戦-アメリカの巨大高齢者NPO』
日本労働者協同組合連合会編
シーアンドシー出版
1997年10月、定価2,000円 (税別)、46判:257p







仕事おこしのすすめ 池上惇著
  シーアンドシー出版・協同総合研究所、1995年3月
  (PDF完全復刻版)


  1933年 大阪市生れ。
  1956年 京都大学経済学部卒業。同大学院経済学研究科、同助手、助教授を経て、
  現 在(当時) 京都大学経済学部教授・経済学博士・文化経済学会会長・財政学会理事・全国共同作業所連絡会顧問。その後福井県立大学大学院経済・経営学研究科教授、京都橘女子大学(現・京都橘大学)文化政策学部長・教授を歴任
 
  著 書 『地方財政論』(同文舘)、『管理経済論』(有斐閣)、『情報化社会の政治経済学』(昭和堂)、F人間発達史観』(青木書 店)、『福祉と共同の思想』(青木書店)、『経済学一理論・歴史・政策-』(青木書店)、『財政学』(岩波書店)、『文化経済学のすすめ』(丸善ライブラリー)、『生活の芸術化』(丸善ライブラリー)、『経済学への招待』(有斐閣)ほか多数。

  • 目次

  •   序 章 仕事おこしと協同組合
    ――労働者協同組合運動の展望によせて

     一 協同組合の原点と新たな位置づけ

     ◇協同組合運動の誕生 
     ◇働くものの生活を総合的に支援する仕事おこし運動 
      ――協同組合運動の基本的な特徴
     ◇悪徳ビジネスとの競争に勝てる条件を考えよう 
     ◇公正競争の権利・生存権保障・人間発達の権利、そして、情報化社会

     二 仕事おこし・地域づくり運動の現代的意義

     ◇「よい仕事」をおこす運動の発展 
     ◇「仕事おこし・地域づくり運動」の公共性

      第一章 日本における仕事おこし運動

     はじめに
     ――仕事おこし運動の今日的意義

     一 戦前の仕事おこし運動

     ◇協同組合運動として 
     ◇賀川豊彦のマルクス論 
     ◇「雇われもの意識の克服」
     ◇ラスキンから現代的に学ぶ 
      「主体的な人間の発達」
      当時の仕事おこしの実践例
      映画制作の意味

     二 生産協同組合の仕事おこしとは何かl

     ◇消費者欲求と結んで 
     ◇生きがいをもてる仕事の回復 
      ――生産協同組合の再生
     ◇生産協同組合はむずかしい、との指摘 
     ◇生活様式の変化と結んだ独自の方向 
     ◇全組合員で運営する経営

     三 現代の仕事おこし運動の可能性

     ◇生きがいをもてる仕事の回復 
      ――ドラッカーの指摘
     ◇ほんもの志向と対人サービスの増大 
     ◇素人から始め専門職を育てる 
     ◇まちづくりの視点と結びついた協同の運動 
     ◇多様な専門家の必要性の増大 
     ◇教育と福祉でまちおこし 
     ◇新社会資本レベルの活用 
     ◇まちづくりと農村とも交流して 
     ◇「よい仕事」と公的支援の追求の重要性 
     ◇不況から脱却へ

      第二章 現代の協同労働の可能

     一 現代の疎外と労働状況

     ◇疎外状況の広がり
     ◇「人間は馬より劣っている」か

     二 協同組合発展の基礎を考える

     ◇消費者の生きがいと結び
     ◇生協が日本で伸びた理由
     ◇生活の質を変える欲求の高まり
     ◇協同組合の高揚の意義
     ◇公共と自治体からの支援の高まり

     三 労働の人間化と協同労働

     ◇労働の人間化
     ◇「情報の共有化」とネットワークづくり
     ◇潜在能力の発揮と協同組合労働

      第三章 労働者協同組合と人間発達

     一 非営利組織における人間の問題

     ◇障害者運動から生まれた発達論 
     ◇自力で学習できる環境づくり
     ◇発達段階に応じた適切な援助 
     ◇人間の交流は対話から 
     ◇非営利団体での人間発達とは? 

     二 組合をダメにする11のカギ

     ◇人間発達に逆行する「11のカギ」 
     ◇相互交信できるコミュニケーションを 

     三 仕事の発見と「社会の記憶」

     ◇価値観を転換するキーワード…
     ◇実践が「社会の記憶」をつくり出す 
     ◇「社会の記憶」は人間と組織の発達の基盤 
     ◇「社会の記憶」と共に情報の活用を

     四 能率と民主主義の両立にむけて

     ◇自らの労働のあり方を研究する運動
     ◇労働と教育を運動で結ぶ
     ◇労働者協同組合運動は国民発達保障の労働 
     ◇発達を保障する「委員会」活動 
     ◇情報機器の積極的な活用 
     ◇新しい組織論発展の契機

      おわりに
       ――仕事おこし運勤と社会改革

     一 仕事おこしと新しい時代――雇われもの根性の克服
     二 国民の生活様式の変化
     三 「生きがい」をつくりだす芸術文化の仕事おこし
     四 新しい地域をつくるために
     五 労働者協同組合運動の発展のために







「現代労働組合研究会」のページ


 



 



 2017.08.30UP








2014.10.20UP









文化人・労働関係者のブログ 労働関係のHP     



  (未完成)
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黒川俊雄のページ

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川﨑忠文のページ
(回想の川﨑忠文)

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現代労働組合研究会のHP
  
 労働組合・ユニオンの動向
 それぞれの労働運動史・論 1
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 それぞれの労働運動史・論 4
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編集人:飯島信吾
ブログ:ある編集者のブログ
企画インターネット事業団
制作: インターネット事業団(本メールにご連絡ください)

UP 2022年07月27日 
更新 2022年09月01日
更新 2022年09月02日
更新 2022年09月10日