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「本当の労働組合」づくりを。

○○○○○○○○○○○○○○○小越洋之助のページ


「現代労働組合研究会」のページへようこそ。



information新着情報


2024年01月12日
経団連包囲行動で首都圏青年ユニオンの原田さん(1月12日)―― 全労連・国民春闘共闘の「24春闘闘争宣言行動」。
2024年01月12日
広尾学園と団体交渉です。未払い賃金、労働時間管理、休憩や有給休暇未取得、非正規雇用の待遇改善など(1月12日)――私学教員ユニオン(総合サポートユニオン私学教員支部)。
2024年01月11日
「スシロー」に対して、5分未満の切り捨てについて、昨年12月25日付で中央労基署から是正勧告が出されました――回転寿司ユニオン(労働組合)
2024年01月07日
広尾学園の労働問題を訴える宣伝活動(1月6日)――私学教員ユニオン(総合サポートユニオン私学教員支部)。
2023年12月05日
2024年の「非正規春闘の要求方針」の発表の記者会見の内容が報道されました。――総合サポートユニオン。
2023年12月05日
本日(2023年12月4日)、非正規春闘実行委員会は、来年の非正規春闘の方針を記者会見で発表しました。――総合サポートユニオン。
2022年04月29日(固定)
「労働組合とは何か―TOP」のページを新設
――木下武男著、岩波新書で発刊)、2021年3月19日、刊行。
2023年10月10日
❖新ページ――婦人労働から女性労働へ――❖人間として女性として、「人間の尊厳」を基軸に
2023年8月31日
❖新ページ――大企業職場に「あたり前の労働組合を」
2023年8月31日
❖新ページ――新「インフォーマル組織の過去・現在」
2023年11月24日
❖新ページとして、以下にUP――全印総連、印刷ユニオン٠大日本印刷分会
2023年10月07日
「非正規でも、1人でも、ストはムダじゃない」――朝日新聞で青木耕太郎(総合サポートユニオン共同代表)が
2023年07月17日
【 #非正規春闘 】スシロー、19歳アルバイトの春闘「お利口さんでは賃金上がらない」(朝日新聞)――首都圏青年ユニオン。
2023年07月17日
【 #非正規春闘 】ABC、初の「非正規春闘」、どうなった パートらユニオンに加入、一律10%の賃上げ要求(朝日新聞)――総合サポートユニオン。
2023年07月07日
【 #非正規春闘 】東京新聞の1面で「非正規春闘」でのABCマートの闘いについて報道――総合サポートユニオン。
2023年07月07日
【 #非正規春闘 】ストライキを経て組合員の働くKDDIエボルバの時給が大幅にアップしました――総合サポートユニオン。
2023年06月30日
AEQUITAS(エキタス)は、全国一律最低賃金1500円の実現――を求める署名約23000筆と要請書を厚生労働省に提出しました(青木耕太郎)。
2023年06月29日
ABCマート時給6%アップの舞台裏 ムダじゃなかった「1人スト」(朝日新聞)――#非正規春闘(青木耕太郎)
2023年06月14日
東京の『スシロー ヤエチカ店』の時給が1,200円から1,400円にアップ――回転寿司ユニオン(労働組合)
2023年05月03日
【論文】労働組合運動の新たな形(後編)――「非正規春闘」とは何か (青木耕太郎・総合サポートユニオン共同代表、青木耕太郎の総合サポートユニオン通信)
【論文】労働組合運動の新たな形(前編)――「非正規春闘」とは何か(青木耕太郎・総合サポートユニオン共同代表、青木耕太郎の総合サポートユニオン通信)
2023年04月02日
非正規春闘 「賃下げ日本」の素顔【デモクラシータイムス】。――「非正規春闘」について、竹信三恵子さんを司会に、ルイスカーレットさん(東ゼン労組専従オルグ)、原田仁希さん(首都圏青年ユニオン委員長)、青木耕太郎(総合サポートユニオン共同代表)が対談しました。是非ご視聴ください。
2023年03月25日
Amazonの倉庫で働く人のための労働組合が遂に日本でも結成されました
2023年03月25日
「非正規春闘実行委員会」――呼びかけ団体・参加団体――(2023年3月25日現在)。
2023年03月25日
非正規労働者は組合に加盟して賃金を引き上げよう。――全国一般福岡・北九州支部(2023年3月25日)。
2023年03月21日
『スシロー』で非正規労働者がストライキ――回転寿司ユニオン(首都圏青年ユニオン)、「赤旗」(2023年3月20日)
2023年03月15日
非正規春闘を闘っています――東京東部労組、首都圏青年ユニオン、東ゼン労組、総合サポートユニオンなど。
【論文】労働組合運動の新たな形――「非正規春闘」とは何か(青木耕太郎・総合サポートユニオン共同代表、青木耕太郎の総合サポートユニオン通信)
マスコミでも、「非正規春闘」のストライキ行動、NHK、TBS・共同通信が報道。 ブラック企業に対抗する労使関係の構築――(社会政策学会誌『社会政策』第9巻第3号、2018年03月30日、ミネルヴァ書房)、青木耕太郎
2022年12月24日
「新型コロナ禍の非正規労働者の抵抗とその基礎」(『唯物論研究会年誌26号』、2021年10月号、大月書店)
――「飲食店ユニオン」(首都圏青年ユニオン)の挑戦、栗原耕平(専修大学大学院博士後期課程)
2023年06月11日
現代版「全日自労」をつくろう。中西五洲さんから学ぶ――「民革路線」を今の社会へ、地域コミュニティの主人公づくり。
2023年06月11日
全日自労の「民主的改革闘争」の意義――松澤常夫、「マルクス主義研究年報」、1980年版、NO.4、マルクス主義研究セミナー、芝田進午責任編集、合同出版 (PDF版)
2022年12月24日
ウエッブ夫妻型労働組合論の歴史的位置 栗原耕平――書評:木下武男『労働組合とは何か』(岩波新書、2021年3月19日いのちとくらし研究所報、No.77、2022年1月号)
2022年12月02日
◇寺間誠治さんが書いた労働運動における「戦略的陥没地帯」をどうするのか
(▽2020年5月5日(火))
               
2021年06月05日
斎藤美奈子さんの書評:「ユニオンは下層労働者が貧困からはい上がるための武器」――『週刊朝日』(2021年6月11日号)(木下武男著:『労働組合とは何か』、岩波新書)書評で紹介!
2022年07月20日
◎Book review
新入社員は労組に入るべき? 木下武男『労働組合とは何か』(岩波新書)から考える

(今野晴貴、NPO法人POSSE代表。雇用・労働政策研究者)――2021/4/18(日) 9:00
2022年08月03日
これまでの労働組合論を読む(以下、工事中)
改訂新版『労働組合入門 日本の明日を左右するもの』
(塩田庄兵衛著、カッパBOOKS、1961年3月初版 1966年第42刷 1967年4月改訂)
『労働組合とはなにか』 (大森誠人著、三一新書、1965年2月23日)
2022年07月31日
『労働組合組織論』(篠籐光行著、労働大学新書、1966年7月10日)/国労読本④組織編『国鉄労働者の組織と運動――その歴史と課題』(篠籐光行監修 国鉄労働組合編、労働旬報社、1978年5月20日)
2022年08月02日
『労働組合入門』(坂本秀行著、労働大学新書、1973年11月10日)
2022年09月11日
『労働組合入門』(中林賢二郎著、労旬新書 労働旬報社、1974年4月1日)
2022年09月01日
【補論】新ページへ
日本中の労働組合を破壊した「インフォーマル組織」とは何か
(まだ続く)




  
◆以下、ご自分のPCを「125%」に拡大して、読むことをお勧めします。
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2024.01.12
私学教員ユニオン(総合サポートユニオン私学教員支部)(X「旧twitter」の発信、@shigaku_union)
(2024年01月12日)


【#広尾学園】
本日(1月12日)は、広尾学園と団体交渉です。未払い賃金、労働時間管理、休憩や有給休暇未取得、非正規雇用の待遇改善など、問題山積です。しかし、他の学校では2時間開催のところ、広尾学園は1時間という短時間しか応じません。早期解決を求めていますが、残念です。。


    △上の写真をクリックして、私学教員ユニオンのtwitterへ。


2024.01.07
私学教員ユニオン(総合サポートユニオン私学教員支部)(X「旧twitter」の発信、@shigaku_union)
(2024年01月07日)


【#広尾学園】
本日(1月6日)は、日比谷線広尾駅前で広尾学園の労働問題を訴える宣伝活動を行いました。労働組合には「団体行動権」が認められており、ストライキや問題を訴える宣伝活動ができます。多くの通行人の方々がチラシを受け取り、中には学校の問題について色々と質問をしてくれる方もいました。

(facebookでの発信:2024年01月08日)
▼追加:【#広尾学園】
1/6、広尾駅前で広尾学園の労働基準法違反や非正規教員の使い捨ての改善などを訴える抗議活動を私たちは行いました。
広尾学園は、4年で生徒数を1000人以上増加させるなど「急成長」する人気の中高一貫私立校です。
しかし、その背景には、未払い賃金などの労働基準法違反や、約半数に及ぶ低処遇の非正規雇用教員の使い捨てがあり、生徒への教育の質は維持されていません。
この間、広尾学園は私たちの労働組合に加入した非正規教員に対して、懲戒処分や厳重注意を繰り返すなどの報復的嫌がらせを繰り返しています。また、団体交渉の必要性がないなどと主張し、交渉のテーブルにつくことを拒否しようともしてきました。
私たちは、声を上げた教員への嫌がらせをやめさせるとともに、労働環境・教育環境の改善に向けて闘っていきます。
On 1/6, we held a protest in front of Hiroo Station to call for Hiroo Gakuen's violation of the Labor Standards Law and improvement of the disposable nature of its non-regular teachers.
https://note.com/sguion/n/nf3a7c64fb3b3




    △上の写真をクリックして、私学教員ユニオンのtwitterへ。









2024.01.017
私学教員ユニオン(総合サポートユニオン私学教員支部)(「note」の発信)
(2024年01月07日)



    △上の図版をクリックして、私学教員ユニオンのnoteへ。



 
 

2023.12.05



2024.01.12

井上伸@雑誌KOKKO @inoueshin0
【twitter
での発信】――総合サポートユニオン。
  

スシローでストライキ実施。時給1200円から1400円へのアップを勝ち取った。声をあげれば社会は変えられる。希望はここにある(経団連包囲行動で首都圏青年ユニオンの原田さん)
   
#物価高から暮らし守る賃上げを
#労働組合で声をあげよう

⇒バナーを使ってTwitterデモに参加を

  △上の図版をクリックして、井上さんのX【旧twitter】へ

 





2024.01.11 
*『スシロー』に対して、5分未満の切り捨てについて、昨年12月25日付で中央労基署から是正勧告が出されました。
――回転寿司ユニオン(首都圏青年ユニオン)



△上の図版をクリックして、Xへ。


2023.12.05
青木耕太郎【12月4日、facebookでの発信】――総合サポートユニオン。
  

非正規春闘の来年の要求方針の発表の記者会見の内容が報道されました。
************

毎日新聞

https://mainichi.jp/articles/20231204/k00/00m/040/117000c

共同通信

https://www.47news.jp/10218751p2.html

NHK

https://www3.nhk.or.jp/.../20231204/k10014277561000.html

日テレ

https://news.ntv.co.jp/.../155fe2aab3af4a178a260c888d6efa79

テレ朝

https://news.tv-asahi.co.jp/news.../articles/000326882.html

Yahoo!ニュース エキスパート(今野晴貴)

https://news.yahoo.co.jp/.../8c6d40c3b5fb8f7bf26ef9485c5d...

弁護士ドットコムニュース

https://www.bengo4.com/c_18/n_16850/



 △上の図版をクリックして、青木さんのfacebookへ

 
   

2023.12.05
青木耕太郎【12月4日、facebookでの発信】――総合サポートユニオン。
  

本日、非正規春闘実行委員会は、来年の非正規春闘の方針を記者会見で発表しました。
24春闘の要求方針は、
①10%以上の賃上げ(ベースアップ)
②正規・非正規の均等待遇(同一価値労働同一賃金)
③全国一律最低賃金1500円の即時実現
です。


************
 ①については、組合側が5%や10%など低い水準での要求の上限を設けず、生活できる賃金あるいは均等待遇を目指して、積極的に20%、25%などの賃上げ要求を行っていく方針であることを説明しました。
非正規春闘実行委員会は、ナショナルセンターの潮流を超えて、非正規労働者を組織する各地の個人加盟ユニオンや労働組合(現時点で20団体)が共闘して、非正規雇用労働者の賃上げを焦点化し、賃上げの実現を目指す運動体です。
日本で最も影響力のある労働組合運動の一つである春闘運動を、非正規雇用労働者や職場に組合のない未組織労働者も含めた労働者全体の運動にしていきたいと考えています。
各地の闘う個人加盟ユニオン・地域労組・合同労組・産別労組の皆さんには、ぜひご参加・共闘を検討いただけばと思います。非正規雇用労働者の労働条件向上のために闘う労働組合が結集して、非正規雇用労働者の賃上げを勝ち取りましょう。
また、非正規春闘実行委員会は、誰でも、一人からでも参加できる春闘として、広く労働者にも春闘運動への参加を呼びかけていきます。
12月9日には、春闘賃上げ相談ホットラインを開催し、職場に組合のない未組織労働者にも春闘運動への参加を呼びかけます。
【春闘賃上げ相談ホットライン】
日時:12月9日(土)15時~20時
番号:(主)0120-333-774 (副)03-5395-5359 
主催:非正規春闘実行委員会。
(つづく)
 
 
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更新(2023.02.15⇒2023.07.13)








2023.10.07
青木耕太郎【10月7日、X【旧twitter】での発信】――総合サポートユニオン。
  

朝日新聞デジタル記事:「非正規でも、1人でも、ストはムダじゃない」 ユニオン代表に聞く
聞き手・西尾邦明2023年10月6日 13時00分
   
https://www.asahi.com/articles/ASRB27CY4RB1USPT00K.html?iref=comtop_7_01
************
 30年ぶりの高い賃上げ率だった今年の春闘。パートやアルバイトには、無関係だと思っていませんか。非正規労働者の賃上げ交渉を支援している個人加盟型労働組合「総合サポートユニオン」の青木耕太郎共同代表に話を聞きました。

 「ストライキ権を背景としない労使交渉は経営者に対する集団的な物乞いにすぎない」。1980年代のドイツ連邦労働裁判所の判決にある有名な言葉です。労使が対等に交渉するためにはストが欠かせないことを、鋭く表しています。
(つづく)
 
 
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2023.07.17
青木耕太郎【7月17日、facebookでの発信】――総合サポートユニオン。
  

スシロー、19歳アルバイトの春闘「お利口さんでは賃金上がらない」(朝日新聞)
************
 労働組合が一斉に賃上げを求める春闘。40年ぶりの物価高から生活を守ろうと、今年は労働組合がない職場でもパートやアルバイトがユニオン(個人加盟型労働組合)に入って闘うケースが目立った。大手回転ずしチェーン「スシロー」ではアルバイト歴3年の男子大学生(19)らが声を上げ、ストライキまでおこなった。会社の業績が悪く、思うような賃上げには至らなかったが、成果は小さくなかったという。「スシロー争議」から労使交渉の意義を考える。
 一番の成果は仲間だ。学生らの行動をニュースで知り、ユニオンに加わるスシローの従業員も増えた。「若い子ががんばっているんだから私だって」。そう話す仙台市のパート女性(68)は週5日、5年近く働いてきたが、時給は最低賃金の上昇に合わせて30円増えただけだ。入りたての高校生と20円しか違わない。「日本一の回転ずしチェーンだと思っていたのに、現場は常に人手不足。仕事の内容と賃金が全く見合っていない」と訴える。徳島県のパート女性や東京都内の外国人アルバイト男性らも加わり、仲間は9人になった。
 学生は「会社に言われる通り『おりこうさん』にしていても、自動的に賃金を上げてくれることなんてない。労働者はもっと声をあげるべきだ」と話す。労働組合の可能性を信じ、さらに仲間を増やして、来年の春闘で再び会社側と交渉するつもりだ。

 
 △上の図版をクリックして、青木さんのfacebookへ
 


2023.07.17
青木耕太郎【7月17日、twitterでの発信】――総合サポートユニオン。
  

初の「非正規春闘」、どうなった パートらユニオンに加入、一律10%の賃上げ要求(朝日新聞)

https://www.asahi.com/articles/DA3S15690007.html

************
l有料記事ですが、今朝の朝刊に載ってます。ABCマートで40代パート女性らが6%賃上げを実現した話と、スシローで10代学生と高齢者と外国人が共に闘った話が載ってて、熱いです🔥

 
 
 △上の図版をクリックして、青木さんのtwitterへ

 





2023.07.13
青木耕太郎【7月13日、twitterでの発信】――総合サポートユニオン。
  

【 #非正規春闘 】今朝、東京新聞の1面で「非正規春闘」でのABCマートの闘いについて報道されました。
************
ABCマートが5000人時給アップ、パート女性1人の声がきっかけだった「賃上げまでできるんだ」(東京新聞)
 
https://www.tokyo-np.co.jp/article/262749
全国展開する靴小売店「ABC―MART」の千葉県内の店舗で働くパートの女性(47)が、労働組合に入り団体交渉したところ、パートら約5000人の基本時給が平均6%上がった。物価高なのに賃下げを求められ、一人で声を上げたのがきっかけだ。

 
 
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2023.07.07
青木耕太郎【7月03日、twitterでの発信】――総合サポートユニオン。
  

【 #非正規春闘 】ストライキを経て組合員の働くKDDIエボルバの時給が大幅にアップしました。
   
https://note.com/sguion/n/n6ca7583e1598
2023年1月に賃金を上げるよう申入れ、3月のストライキを経て5月からKDDIエボルバで働く組合員の部署(200名程)で全員の時給が50円以上上がりました。なかには100円以上UPした人も!

 
 
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2023.06.30
青木耕太郎【6月30日、facebookでの発信】
  

本日、AEQUITAS(エキタス)は、全国一律最低賃金1500円の実現を求める署名約23000筆と要請書を厚生労働省に提出しました。その後、記者会見を開き、政府が今年の最賃改訂の目安としている全国平均1000円では全く足りないことを訴えました。
 
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2023.06.29
青木耕太郎【6月28日、facebookでの発信】
  

ABCマート時給6%アップの舞台裏 ムダじゃなかった「1人スト」(朝日新聞)
今年の春闘で、個人加盟ユニオンに加入し、ABCマートのパート・アルバイト約5千人の賃上げを実現した女性と労組役員へのインタビュー記事です。声を上げることの「価値」がよく分かります。明日のお昼くらいまで無料で公開しているそうなので、ご関心のある方は是非お早めにお読みください。
#非正規春闘

 
      △上の写真をクリックして、青木さんのfacebookへ



  
      △上の写真をクリックして、青木さんのfacebookへ
   


2023.06.15
回転寿司ユニオン(労働組合)【6月14日、twitterでの発信】@sushi_union

https://twitter.com/sushi_union/status/1668802163542470656


3月にストライキを実施した店舗のうち、東京の『スシロー ヤエチカ店』の時給が1,200円から1,400円にアップしました!労働組合の力を発揮できたと思います。

ただ、他の店舗では現在のところ賃上げが行われておらず、特に地方の格差は広がるばかりです。引き続き全店舗での賃上げを求めていきます。





2023
.04.02

青木耕太郎(facebookの発信)
(2023年03月28日分)


非正規春闘 「賃下げ日本」の素顔【デモクラシータイムス】(左をクリックしてYoutubeへ)

「非正規春闘」について、竹信三恵子さんを司会に、ルイスカーレットさん(東ゼン労組専従オルグ)、原田仁希さん(首都圏青年ユニオン委員長)、青木耕太郎(総合サポートユニオン共同代表)が対談しました。是非ご視聴ください。

△上の写真をクリックして、facebookへ




2023.03.25 
Amazonの倉庫で働く人のための労働組合が遂に日本でも結成されました。




      △上の写真をクリックして、twitterへ


2023.03.25 
「非正規春闘実行委員会」――呼びかけ団体・参加団体――(2023年3月25日、現在)



△コロナ不況や物価高騰により、庶民の生活は苦しくなるばかりです。しかし、働く労働者の賃金は上がる気配がなく、物価の上昇に賃金の引き上げは全く追いついていないどころか、実質賃金は下落の一途を辿っています。

そんな中で、今年の「春闘」は例年以上に注目されています。春闘とは、毎年春に多くの労働組合が一斉に行う、賃上げを中心とした闘争のことですが、「春闘」の中心は正社員の賃金引き上げであり、パート・アルバイトや派遣などの非正規労働者の賃上げは含まれていないことがほとんどです。

非正規労働者の多くは、契約が有期の不安定雇用であり、かつ、最低賃金レベルの時給で働く労働者ですが、その割合は全労働者の4割にも上ります。
また、特にコロナ禍の煽りで、シフトカットや雇い止めで生活を脅かされているのは非正規労働者です。

非正規労働者の賃上げこそが今必要であるにも関わらず、「春闘」から事実上排除されてしまっているのです。

私たちは、この度、非正規労働者を組織する労働組合で集まり、非正規春闘実行委員会を立ち上げました。今年は、非正規労働者の賃上げもしっかり実現させるために「非正規春闘2023」の闘いを展開させていきたいと考えています。

ぜひ、皆さんも一緒に声を上げ、非正規労働者の抜本的な賃上げの闘いに参加しませんか。



2023.03.25
   
   

      △上の写真をクリックして、facebookへ
  




2023.03.21 

物価高騰に応じた賃上げを!
*『スシロー』で非正規労働者がストライキ――回転寿司ユニオン(首都圏青年ユニオン)




  「赤旗」(2023年3月20日)



2023.03.18
   
   
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 023.03.10
   
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      △上の写真をクリックして、青木さんのfacebookへ
   
      △上の写真をクリックして、青木さんのfacebookへ

   

   



   
   


   

   

   △上の新聞をクリックして、facebookへ
     2023.03.08

   
   

   





2023.02.15と2023.05.03



 2023.02.15

【論文】労働組合運動の新たな形(前編)――「非正規春闘」とは何か(青木耕太郎・総合サポートユニオン共同代表、青木耕太郎の総合サポートユニオン通信)
   (橙色をクリックしてください)


本日2月15日、非正規雇用労働者の賃上げを求める「非正規春闘」の開始が宣言された。宣言したのは、各地の個人加盟労組(ユニオンという)から構成される「非正規春闘2023実行委員会」だ。本稿では、この「非正規春闘」とは何なのか、そしてなぜ今「非正規春闘」なのか、この運動にはいかなる意義と展望があるかについて論じる。
青木耕太郎(総合サポートユニオン共同代表)2023.02.15



2023.05.03
【論文】労働組合運動の新たな形(後編)――「非正規春闘」とは何か(青木耕太郎・総合サポートユニオン共同代表、青木耕太郎の総合サポートユニオン通信)
   (橙色をクリックしてください)

未曽有の物価高騰をうけ、今年初めて手探りのなか始まった「非正規春闘」だが、現時点で大手2社から5%超えの賃上げ回答を、9社から有額回答を得られた。一人や少数の非正規労働者がユニオンを通じて声を上げることで全社的な賃上げを勝ち取れることが示されたことの意義は大きい。本稿では、「非正規春闘」に参加している非正規労働者の主体像を描き出すとともに、この運動の意義と展望について論じる。
青木耕太郎(総合サポートユニオン共同代表) 2023.05.03


▽目次
・はじめに:「非正規春闘」の成果
・「非正規春闘」を闘う非正規労働者の主体像
 ・コロナ禍の非正規労働運動との連続性
 ・多種多様なサイレントワーカーたちの春闘
 ・マイノリティ問題から非正規労働運動へ
・21世紀日本の「労働者階級」形成運動としての可能性
 ・新しい「労働者階級」のイメージ
 ・イオンの正規・非正規の均等待遇制度の導入について
・おわりに:プラットフォームとしての「非正規春闘」

 


   



2022.12.24
 


◎飲食産業においては、首都圏青年ユニオンが二〇二〇年三月に設置したした飲食業分会・「飲食店ユニオン」が、非正規労働者の職場集団を基礎としながら、いくつかの困難への抵抗運動を組織化していた。


◇首都圏青年ユニオンの組織化の今。
▽2021年10月‎




 ▽目 次
 ▼1 新型コロナ禍における非正規労働者の困難
  (1)シフト制労働者の補償なし休業
  (2)職場における感染リスク
 2 新型コロナ禍における困難の歴史的前提
   ――一九九〇年代以降の飲食産業における非正規労働者の増加とその内実
 3 飲食店非正規労働者の抵抗とその基礎
  (1)カフェAの労働者構成
  (2)飲食店現業労働者の労働過程――個別作業とその管理様式
    ①カフェAにおける個別作業とその管理様式
    ②カフェAの労働過程の類型
  (3)カフェAの統制様式――店長とパート・アルバイトの関係
    ①雇用関係における統制の不在
    ②シフト調整権を通じた統制
    ③店長による統制の限界
    ④職場のパート・アルバイト集団
  (4)小括
 おわりに



▼下をクリックしてPDFで全文をお読みください。
   







2022.12.24
ウエッブ夫妻型労働組合論の歴史的位置
――書評:木下武男『労働組合とは何か』(岩波新書、2021年3月19日)

◇栗原耕平:いのちとくらし研究所報、No.77、2022年1月号
▽2022年1月25日









  
       (全文,PDFで読めます)






2022.12.01

 



2024.01.01
吉村宗夫
(❖新ページとして、以下にUP)

 #大日本印刷に印刷ユニオンを――分会の闘い
 http://www.e-union.sakura.ne.jp/dainihon/index.html   
 #大日本印刷に印刷ユニオンを――結成の歩み
 
http://www.e-union.sakura.ne.jp/dainihon/231230kumiaikessei.html





寺間誠治さんが書いた労働運動における「戦略的陥没地帯」をどうするのか
blog 
▽2020年5月5日(火)

 寺間誠治さん(2019年2月2日にご逝去。享年70歳)が亡くなって久しいが、ご本人とは「業種別職種別ユニオン運動」研究会で同席した者で、編集子は同時代を別の所で生きてきた。

 寺間さんの「労働組合運動への期待」について、過去に書いてきたものだが、全労連系やそれ以外の組合運動家にもこのようなテーマをどうしていくのか、考えていただきたく再UPした。

 ▽私が紹介した「全労連の研究」(2012.07.08)

 産業別労組づくりのビジョンを提示――全労連の現勢と組織拡大戦略(残念ながら元のデータが削除されて読めない)
 二つ目は、寺間誠治さん(全労連組織局長 寺間誠治・労働者教育協会副会長)の「この社会を変える展望新しい労働運動とナショナルセンターの役割」(第117 期基礎教室第11 回(最終)講義 <社会を変える力はどこにあるのか> 2010 年7 月3 日)。この当時の肩書で、現在は政策総合局長。

 冒頭に掲げられている3つの柱は、以下の通り。
 ① 労働組合こそ使用者と対等に渡り合えるツール。社会的連帯がユニオン運動を通じて実現している
 ② ナショナルセンターとは何か。 一国の労働者の労働条件の水準は、その力量に規定される
 ③ 情勢は激変。未来を拓くために、個人を尊重した労働運動の再構築へ
 講義録のレジュメだが、全労連がどのような分野に力を注いでいるかが分かる。
 第一に、「社会的正義の実現~非正規に向かうユニオン」と、「新しいユニオン運動前進の背景」を示している。
 ①製造大企業における違法派遣の急増と法的・社会的責任放棄に対する批判
 ②労働力流動化と賃金・労働条件決定システムの変化
 ③企業別組合の閉鎖性への批判と社会的労働運動への支持と共感
 ④ローカルユニオンの自主性・多様性の魅力
 ⑤青年労働者の意識変化

 その次に、寺間さんが掲げている柱が大事だ。
 ②組織的空白地帯
 1.製造大企業構内の広大な非正規労働者(戦略的陥没地帯)
 2.流通・サービス産業(小売10.2、サービス4.6%)
 3.中小零細企業(99人以下1.1%)
 「戦略的陥没地帯」と書かれている、大企業製造業における「労働オルグ」の組織配置が、今後の全労連のゆくえ・未来の戦略を決定するのではないか。
 アメリカ映画ではないが、工場・大規模店舗の外から「女性オルグが組織化を行う」ルポルタージュが書かれる時代だ。
そのために、「合同労組の研究」を示しながら、以下のような「産別組織の紹介と改革方向」を示している。

 ▼日本型産別組合~産別交渉権を持つ単産
 全国港湾、海員組合、私鉄総連、プロ野球選手会、建交労(ダンプ、生コン)、UIゼンセン(NCCU)
 産別組織の改革方向
 1.産別労使関係機構の確立=産別団交と産別協約締結にむけた戦略構想
 2.産別ユニオン(個人加盟一般般労組)の確立=企業横断的機能の強化
 3.ローカルユニオンと産別ユニオンの地域的連帯強化
 →組織改革への模索:映演労連、生協労連、金融労連、全建総連…。
 ▼組織改革の戦略的方向、必要な検討課題
  1.理念:未組織の組織化は日本労働運動の改革
  2.運動論:地域運動と教育学習を通じた企業別組合の内部改革への努力
  3.組織論:地域ユニオンの構築と産別ユニオンによる企業別組合改革
 ▼おわりに~新自由主義改革ではなく新たな福祉国家へ
  新たな福祉国家へ~全労連「雇用の安定を求める研究会」発足
  憲法13条 「団結強制」ではなく、個人を尊重した運動の再構築へ
  連帯の絆に包まれた個人は、他人への攻撃(不正)を自己のものとして行動
 『若者よ、マルクスを読もう』(内田樹「共産党宣言」より)

 全労連における「産別組織」づくりでは、旧運輸一般、建設一般全日自労などの「産業別・地域別一般組織づくりの経験(失敗も含めて)」を再考してほしい。その周りに、金融や電機、食品、印刷、航空などの新しい「一般労組」づくりと全労協・連合の単組と「共同」する度量が欲しい。
 首都圏ユニオンを生みだした、公共一般労組などの経験も、身近にあるのではないだろうか。





2023.06.11
 


2023.06.11
飯島信吾(「ある編集者のブログ」にUP)
(2023年06月11日分)


 長文になりますが、私は1980年代の「インフォーマル組織型労働組合」(JC・同盟路線)に対抗する運動として、総評とともに東京争議団運動、企業の枠を超えた全国金属の運動、産業別労働組合運動を作り始めた関西生コン、そして社会的底辺からの労働組合づくりに成功したニコヨンさんの全日自労、そのリーダーとしての中西五洲さんに注目してきた。
 「君は知っていますか『全日自労』という労働組合」ウエブサイト資料。
 http://okina1.cocolog-nifty.com/blog/2017/04/post-630a.html     
そのうえで現代に即して考えると「労働組合運動と協同組合運動の結合」も事業団運動から学んできた。
 
http://e-union.sakura.ne.jp/workes-law/index.html
 
私たちの先輩にあたる角瀬保雄さん(故・法政大学名誉教授)さんは、中西五洲『理想社会への道』の出版にあたり、その意味を次のように書いている。
  https://inhcc.org/jp/research/news/kakurai/20050516-kakurai.html

≪(2005年)3月28日、総評会館で中西五洲さんの新著『理想社会への道』(同時代社)の出版記念のつどいが開かれました。中西さんは有名な中西 4 兄弟の末弟で、法政大学在学中の 1943 年、治安維持法で逮捕され、戦後マッカーサー指令で釈放された人で、全日自労の創立にかかわり、初代委員長になり、民革路線の提唱で知られています。同時に三重県民生協の創立、中高年雇用福祉事業団の創立、高齢者生協の創立と、今日の労働者協同組合運動の生みの親といえる人です。労働組合運動と協同組合運動の双方にかかわりをもつ数少ない社会運動の指導者といえます。
その中西さんが 80歳でパソコンを習い、3年間かけて完成させたのが『理想社会への道』です。私は10数年前、黒川俊雄先生や中西さんと一緒に協同総研の創立に関わったことがありますが、以来日本の改革のためには労働組合運動と協同組合運動が手を携えていくことが必要と考えてきました。しかし、労働組合運動は協同組合運動に十分な理解をもたず、協同組合運動も労働組合運動に理解をもちえないでいるというのが現実といえます。≫と記している。

その大事な記録として2015年2月23日に発行したのが、『君は知っていますか「全日自労」という労働組合――中西五洲の思い出+「機関紙じかたび」(PDF版)――現代労働組合研究会・飯島信吾編』だ。
このページ内では松澤常夫さんのことも触れている。
労働者協同組合運動とその法の実現があっても、著名な弁護士は「崇拝」と書いているが、社会政策、経営学、法学、社会的経済、労働組合運動、協同組合、自治体運動の研究者と実践家による協同によって実現したことを読み取ってほしい。
新しい労働組合運動は「企業の枠内ではない、産業別自立労働組合」路線として、大衆運動の法則にのっとり民革路線でつくられるはずだ。その参考資料になると確信している。



■主な目次
◇中西五洲さんの略歴
 1922 年三重県多気町に生まれる。1941 年法政大学入学、中退。1943 年治安維持法で逮捕、懲役 3 年の実刑。1945 年
10月マッカーサー指令で釈放。1950年松坂の失業対策事業に就労。自由労組をつくる。1953年全日本自由労組(全日自労)
を結成、初代委員長。断続的に 3 期 18 年間委員長をつとめる。1972 年三重県民生活協同組合を設立。以後 18 年間理事
長をつとめる。1979 年中高年雇用福祉事業団全国連合会を創立。初代理事長
◇解説 飯島信吾 
 1 中西五洲さんの思い出
 2 続・中西五洲さんの思い出(そのつづき)
 3 大衆運動における法則性―中西五洲さんの思い出・その3
◇主な論文・エッセイ抄
失対事業打切りに反対する―全日自労のたたかい、『部落』、部落問題研究所出版部、1962 年 9 月、152 号
大衆運動における法則性、『現代と思想』、青木書店、1978 年 12 月、34 号
総評改革と労働運動再建のために、労戦再編と統一労組懇 < 特集 >、月刊労働問題、1980 年 5 月、274 号
要求穫得に執念をもって進もう、81 年春闘読本―職場労働者編、賃金と社会保障、1980 年 12 月 10 日、807 号
『日本の労働組合運動をどう建てなおすか : 労働戦線統一 / 春闘再構築 / 大衆運動の法則性』、中西五洲著、合同出版、
1981 年 11 月
労働組合運動の民主的改革路線、中西五洲・永山利和、労働組合の民主的改革、1985 年 3 月――黒川俊雄慶応義塾大学教授の還暦記念論集
運動の立て直しをあくまで追求、労働運動の現在と未来 < 特集 >、月刊総評 / 日本労働組合総評議会、1982 年 1 月、
289 号
『労働組合のロマン : 苦悩する労働組合運動からのレポート』、中西五洲著、労働旬報社、 1986 年 2 月
「労働組合のロマン」と事業団運動、労働者協同組合と現代 < 特集 > ; 労働者協同組合と日本、賃金と社会保障、1986年 3 月 25 日、934 号
<随想>ゾルゲと尾崎さんのこと――サン・シャイン(元東京拘置所)を横に見て、中西五洲(中高年雇用・福祉事業団全国連合会)、協同総合研究所、『協同の発見』1992 年 1―2 月、第 5 号
ある活動家の追想と提言(ひとりごと)『部落』、部落問題研究所出版部
 ⑴  私の運動の原点――はじめにかえて  1992 年 8 月
 ⑵  自分の頭でものを考える       1992 年 9 月
 ⑶  大衆運動の法則性          1992 年 10 月
 ⑷  人類の危機             1992 年 11 月
 ⑸  協同の原理             1992 年 12 月
 ⑹  労働者協同組合           1993 年 1 月
 ⑺  徹底民主主義            1993 年 2 月
 ⑻  自立と協同と愛           1993 年 3 月
高齢者生協の創設をめぐって、特集 環境と地域社会への配慮、協同組合経営研究月報、協同組合経営研究所、1996 年 7月、514 号
輝かしい労協運動 20 年を振り返って、中西五洲、『21 世紀への序曲――労働者協同組合の新たな挑戦』(日本労働者協同組合連合会編、シーアンドシー出版 1999 年 9 月)(PDF版)
全日自労三重県本部の歴史をまとめるにあたって、手島繁一、協同の発見、1995 年 10 月、43 号
『皆でたたかった 50 年―全日 自労三重県本部の歴史』の刊行に当たって、手島繁一、協同の発見、1996 年 6 月、51 号
『理想社会への道―私の資本主義改造論』、中西五洲、同時代社、2005 年 2 月
中西五洲『理想社会への道』 法政大学経営学部名誉教授・角瀬保雄、非営利・協同総合研究所いのちとくらし「研究所ニュース」発行日 2005 年 05 月 16 日)、『友愛の社会を求めて』、中西五洲、同時代社、2009 年 11 月
▼発 行 2015 年 2 月 23 日
編 集 現代労働組合研究会
WEB   http://e-kyodo.sakura.ne.jp/roudou/sorezorenoroudou-4.html 







   ▼下をクリックしてPDFで全文をお読みください。
   


2023.06.11
【論文】全日自労の「民主的改革闘争」の意義、松澤常夫、「マルクス主義研究年報」、1980年版、NO.4、マルクス主義研究セミナー、芝田進午責任編集、合同出版 (PDF版)






2021.06.05
【参考】『週刊朝日』(2021年6月11日号))書評で紹介!
斎藤美奈子さんの書評:「ユニオンは下層労働者が貧困からはい上がるための武器」(木下武男著:『労働組合とは何か』、岩波新書)
   








2021.06.05
◇今野晴貴:yahooニュース
▽2021年4月18(日) 9:00
新入社員は労組に入るべき? 木下武男『労働組合とは何か』(岩波新書)から考える

今野晴貴NPO法人POSSE代表。雇用・労働政策研究者。
2021/4/18(日) 9:00


(提供:ideyuu1244/イメージマート)

 4月となり新入社員は社内の労働組合に加入するか悩んでいる場合も多いと思います。また、日本では企業別組合が主流ですが、日本の労働組合はあまり「役に立たない」ともよく言われています。
 そこで今回は、ちょうど4月に出た新刊、『労働組合とは何か』(木下武男著、岩波新書)を素材にして、そもそも労働組合とは何か、日本の労組はじっさいにあまり役に立たないのかといった疑問に答えていきたいと思います。


労働組合の機能とは
 
 日本の労働組合法は、労働組合の目的を「労働条件の維持改善その他経済的地位の向上を図ることを主たる目的」と規定しています。また、労働組合法は、その目的を達するための手段として団体交渉権、争議権などを定めています。
 なるほど、労働組合とは労働条件の維持改善その他の経済的地位の向上を目的とする団体だといわればその通りでしょう。労働組合は賃金など労働条件をめぐって企業と団体交渉を行うことを知っている読者も多いと思います。
 ところが、『労働組合とは何か』によれば、「労働組合の目的から、労働組合とは何かを考えようとすると、答えがわからなくなる」といいます。また、この目的という点だけから考えると、日本の労働組合がどう本来の労働組合と異なるのかも、わからなくなってしまうということです。 
 では、本当の労働組合を理解するカギは何でしょう。それは、労働組合の「機能」と、それを実現するための「手段=方法」です。
 まず、機能について著者は次のように説明します。
「労働組合の根源的機能とは「競争規制」である。労働者がバラバラにされ、相互に競争をさせられている。この状態に対して労働組合が労働者を結合させ、労働者同士の競争を規制する、これがユニオニズムに他ならない」(70頁)。
 今日の日本社会でも、仕事を求める人はたくさんおり、相互に競争しています。応募者が多ければ、賃金は需要と供給の関係から低い方向に移動していきます。そこに歯止めをかけているのが最低賃金法ですが、日本でも、最低賃金周辺の雇用が非常に多いのです。
 最低賃金以上の仕事を増やしていくには、労働者同士の競争の抑制が必須です。19世紀、労働組合を研究したことで有名なウェッブ夫妻は、競争を抑制する労働組合の機能は「共通規則」の設定によって実現すると説明しました。
 「(労働者が個別に使用者と交渉する) 個人取引」のもとでは 、労働者の生活はとめどなく悲化する 。その悪化をくい止めるにはどのようにすれがよいのか 。そこでウェッブが、当時の労働組合をつぶさに観察して探り当てた概念が「 共通規則」(コモンルール )である」(72頁)。
 賃金についての「共通の規則」が設定されれば、それ以下の仕事は許されなくなりますから、労働者間の低賃金へ向かう競争は抑制されます。その方法には、先ほども述べた最低賃金法のような「法律」という手段もあります。
 これに対し、労働組合は「集合取引」の方法によって、競争を抑制します。そして、「これこそが労働者間競争を規制する方法の中心的な位置を占めている」のです。
 例えば介護や保育といった特定の業種で、職種別の最低賃金を労働組合が業界団体と交渉して決めたとします。新任の介護士は時給1200円といった具合です。こうすれば、介護をしたい人がたくさん労働市場にいても、1000円、900円と最低賃金までさがっていくことはありません。
 これを実現するためには、もちろん前提があります。その業界の労働者のほとんどが組合に入っており、業界団体と交渉しなければ、「抜け駆け」が発生してしまうからです。だから、労働組合は同じ業種やおなじ職種でまとまって交渉する必要があるのです。
 いずれにせよ、労働組合の目的は労働条件の維持改善であり、その「機能」は「共通規則」にもとづく労働者間競争の規制であり、そのもっとも重要な「方法」は集合取引です。
 これが本書が示す「労働組合とは何か」ということの答えです。

日本の労組は役立たない?

 日本の労働組合の圧倒的多数は企業別組合です。おそらく、新入社員が加入を悩んでいるケースの多くも、企業別組合だと思います。では、日本の労働組合は、先ほどの労働組合の「目的」や「機能」、その「方法」の視点からは、どう評価できるのでしょうか。
 まず、「目的」に関しては、とうぜん企業別組合も労働条件の維持・改善を目指しています。「方法」に関しても、会社内の労働者が経営者に対して会社ごとの「集合取引」を行っています。社員の給与がどのように上がるのかなど、企業別組合は会社と労働協約によって取り決めをしています。
 このようにみると、確かに日本の企業別組合も、労働組合としての役割を果たしているようです。組合に入って集合取引に参加することで、労働条件の維持・改善ができそうに思えます。
 しかし、「機能」に着目すると、日本の労働組合は、労働者間競争を抑制するというその本質的な役割を果たしていないことがわかります。企業別組合は労働者間の競争を抑制していないからです。まず、一見して企業別組合は職種別や産業別の賃金を設定しませんから、労働者は企業間の競争に巻き込まれることがわかります。
 ある企業の賃金が1000円だとして、別の企業が900円だとします。すると、900円の企業はより安く製品をサービスを提供することができ、市場で有利に立ちます。すると、1000円の企業の労働者も、会社に「協力」して900円に引き下げることに同意せざるを得なくなってしまいます。つまり、「共通規則」が企業の中にとどまっていることで、ほとんど無効になってしまうのです。
 そうすると、労働組合もどんどん企業の利害と癒着していき、その交渉能力がなくなっていきます。実際に、私が日々経験する労働相談では、「社内の労組にパワハラを相談したが、上司に報告され、よりひどくいじめられるようになった」という相談が後を絶ちません。非常に残念なことです。結局、企業に閉ざされた交渉の「方法」が、労働組合の「機能」を発揮させないのです。
 また、『労働組合とは何か』では、特に年功賃金の問題を指摘しています。企業内の「共通規則」に思える年功賃金も、実はその競争抑制の機能を果たしていないといいます。
(年功賃金という)「この「 安定」のシステムは同時に「 競争」のシステムでもある 。「競争」のシステムは二つの仕組みからなっている 。まず 、職級は線のように描かれているが、それは幅をもった帯状の線だ。その線は上下各5%幅がある。その範囲で人事考課制度の査定がはたらく。この幅のなかで 、査定でよい評価を得ようと競争することになる」(191頁)。
 本書より引用した下の図をご覧ください。これは典型的な年功制を採用している東京電力の賃金体系ですが、年齢とともに右に行くほど、号数が上がり賃金が上がります。しかし、そのあの線の中にも上下5%の差があって、上がるか下がるかは企業が決められるということです。もちろん、その「査定」はどれだけ会社に貢献したのか、という「競争」を引き起こすことになります。
       
      『労働組合とは何か』190頁より。
 
 著者は続けて次のように指摘します。
 あと一つの「競争」は号俸のラインの進み方にある。号俸のラインを横に進んで、最後まで達して上位の職級に上がるのではない。それでは大幅な昇給はできない。実際には、いくらか進むと途中で上位の職級に上がることができるようになっている。この上位の職級へ上げるかどうかが、会社の裁量に完全にゆだねられている 。このことが決定的だ上位の職級に行けなければ昇給は遅々として進まない。この号棒における上下幅の査定と、早期の昇級を競い、他の従業員よりも早く昇進しようとして競争がなされる。このようにして企業内の労働者同士の「競争」システムができあがっている(同上)。
 このように、結局年功賃金は、労働者間競争を抑制する「共通規則」とは似ても似つかないものなのです。実際に、戦後日本社会では激しい出世競争が繰り広げられ、「過労死」を蔓延させました。日本発祥の「過労死(Karoshi)」は世界語にもなっています。
 日本で過労死が蔓延し、今日も収まらない重要な要因は、賃金に「共通規則」がないからです。そして、日本の労働組合が本来の「機能」を発揮していないことが、その理由なのです。
 さらに、共通規則の不在は労働を過酷かさせるだけにとどまりません。社内のパワーハラスメントやセクシャルハラスメント、いじめなども、上のように人事の裁量が大きいために、社員は批判できない構造ができあがっています。上の東京電力の例では、危険な原発に対し、従業員が声を上げることができなかった理由にもなったと指摘されています。労働組合の在り方は、企業の不祥事や産業の在り方とも密接に絡んでいます。

結局、労組には入るべきか?

 実は、日本の労働法は企業別組合に入ることを義務付けたり、奨励したりは一切していません。海外のように社外の労組に直接加入することは自由ですし、労働法はそうした労働組合も全面的に保護しています。
 そのため、社内労組に力ない場合には、外部労組に入ることも一つの選択肢になるでしょう。社外労組(コミュニティーユニオンや業種別・職種別ユニオン)では、賃金の未払いや解雇・雇止めに加え、パワーハラスメントなどの労働問題にも対応しています。
 とはいえ、『労働組合とは何か』が示したような「本来の労働組合」の機能は、社外労組であっても発揮できません。日本社会に広がる非正規雇用差別や「ブラック企業」の問題を解決していくためには、労働時間や賃金に対する「共通規則」を実現することが不可欠です。
 『労働組合とは何か』では、現在の労働組合を改革していく「方法」についても詳しく書かれています。労働組合を作ることや、現在の組合を改革することは、組合員の自由です。法律は労働組合の「機能」については、何も決めていません。だから、ほんとうの労働組合を作る担い手は、私たち自身だということになります。
 それではユニオニズムの創造というミッションをいったい誰が担うのだろうか。これまでみてきた歴史から、おのずと明らかだろう。担い手は一人ひとりの自覚した個人である。組織や他人から命じられたわけではない。自発的な意思にもとづく個人が、しかも、バラバラにではなく、相互に結びついた集団として自覚的に行動する。彼らこそ活動家集団(ユニオン・アクティビスト)である(274頁)。
 このような道を進むためには、現在は個人の問題や小さな企業の労使交渉を地域単位で担っている社外労組が職種別の「集合取引」を実現できるように発展することや、現在の企業別組合が職種別の交渉単位に組み込まれていく必要があります。本書では、一人一人の組合活動家の努力で、そうしたことを実現できる可能性があるといいます。
 少し長いですが、最後にその道筋を引用します。日本の労働組合に加入するということは、日本の労働組合を機能させていくために取り組むことともかかわっていることがわかると思います。
(社外の一般労組から発展する)業種別職種別ュニオンは、未来のゼネラル・ユニオンの「トレード・グループ(職種別の交渉単位)」として位置づけられる…それらが結合することで、やがてゼネラル・ユニオンの全国組織が生まれる。小さな営みはやがて大きな流れとなるだろう。
 今ある産業別の全国組織や合同労組、コミュニティ・ユニオンなどもこの方向に向けて改革をめざすことが期待される。企業別組合もユニオニズムを創造する流れに合流することだ。例えば企業別組合の中心メンバーが外部の個人加盟ユニオンに二重加盟するなどして、労働者の連帯のエネルギーを企業内に環流させることをつうじて「内部改革」は進むだろう。合同労組やコミュニティ・ユニオンも、そのなかにある業種別部会を地域的な交流や企業別組合の集合体にとどめることなく、だんだんと業種別の結集軸に発展させていくことが求められる。このことをなし得たら、業種別職種別ユニオンと、既存の労働組合の「業種別グループ」とが連携し、集団交渉も可能になるだろう。それをへて、業種・職種を結集軸にした労働組合の合同運動を展開する段階に入ることができる(272頁、()内は引用者)。
 日本の労働問題に取り組み、研究してきた筆者もこのような労働組合の改革は、日本社会を変えるために必須だと思います。ぜひ、実現できるとよいと思います。

おわりに

 今回は『労働組合とは何か』を手掛かりとして、労働組合とは何か、そして日本の労働組合の実情についてお話してきました。問題はなかなか根深いという印象を持たれた方も多いと思います。
 社内で問題があるとき、迷ったらまずは社外の労組を選択肢にいれることをお勧めします。個人の問題を解決するためには、それが一番近道です。そして、企業内に労組も積極的に活用し、問題があれば内部改革を目指していくことも長期的には重要です。私たち一人一人に、日本の労働社会の未来がかかっているのです。

▽社外労組の無料労働相談窓口
総合サポートユニオン
03-6804-7650
info@sougou-u.jp
*個別の労働事件に対応している労働組合。労働組合法上の権利を用いることで紛争解決に当たっています。
ブラック企業ユニオン 
03-6804-7650
soudan@bku.jp
介護・保育ユニオン
03-6804-7650
contact@kaigohoiku-u.com
*関東、仙台圏の保育士、介護職員たちが作っている労働組合です。
仙台けやきユニオン
022-796-3894(平日17時~21時 土日祝13時~17時 水曜日定休)
sendai@sougou-u.jp
*仙台圏の労働問題に取り組んでいる個人加盟労働組合です。
労災ユニオン
03-6804-7650
soudan@rousai-u.jp
*長時間労働・パワハラ・労災事故を専門にした労働組合の相談窓口です。

今野晴貴
NPO法人POSSE代表。雇用・労働政策研究者。
NPO法人「POSSE」代表。年間5000件以上の労働・生活相談に関わり、労働・福祉政策について研究・提言している。11月に『賃労働の系譜学 フォーディズムからデジタル封建制へ』を青土社より刊行予定。その他の著書に『ストライキ2.0』(集英社新書)、『ブラック企業』(文春新書)、『ブラックバイト』(岩波新書)、『生活保護』(ちくま新書)など多数。流行語大賞トップ10(「ブラック企業」)、大佛次郎論壇賞、日本労働社会学会奨励賞などを受賞。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程修了。博士(社会学)。



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▽2021.02.09
 




シーアンドシー出版の関連出版物
   
●『協働の未来に光あれ! パラマウント製靴の歩みと労働者生産協同組合へ』(パラマウント製靴共働社の石井光幸さんが編集した。シーアンドシー出版刊、1995年8月、B5判並製、400頁)
●『皆でたたかった50年――全日自労三重県本部の歴史』
全日自労三重県本部・協同総合研究所編、
シーアンドシー出版、1996年
46判上製
●『AARPの挑戦-アメリカの巨大高齢者NPO』
日本労働者協同組合連合会編
シーアンドシー出版
1997年10月、定価2,000円 (税別)、46判:257p







仕事おこしのすすめ 池上惇著
  シーアンドシー出版・協同総合研究所、1995年3月
  (PDF完全復刻版)


  1933年 大阪市生れ。
  1956年 京都大学経済学部卒業。同大学院経済学研究科、同助手、助教授を経て、
  現 在(当時) 京都大学経済学部教授・経済学博士・文化経済学会会長・財政学会理事・全国共同作業所連絡会顧問。その後福井県立大学大学院経済・経営学研究科教授、京都橘女子大学(現・京都橘大学)文化政策学部長・教授を歴任
 
  著 書 『地方財政論』(同文舘)、『管理経済論』(有斐閣)、『情報化社会の政治経済学』(昭和堂)、F人間発達史観』(青木書 店)、『福祉と共同の思想』(青木書店)、『経済学一理論・歴史・政策-』(青木書店)、『財政学』(岩波書店)、『文化経済学のすすめ』(丸善ライブラリー)、『生活の芸術化』(丸善ライブラリー)、『経済学への招待』(有斐閣)ほか多数。

  • 目次

  •   序 章 仕事おこしと協同組合
    ――労働者協同組合運動の展望によせて

     一 協同組合の原点と新たな位置づけ

     ◇協同組合運動の誕生 
     ◇働くものの生活を総合的に支援する仕事おこし運動 
      ――協同組合運動の基本的な特徴
     ◇悪徳ビジネスとの競争に勝てる条件を考えよう 
     ◇公正競争の権利・生存権保障・人間発達の権利、そして、情報化社会

     二 仕事おこし・地域づくり運動の現代的意義

     ◇「よい仕事」をおこす運動の発展 
     ◇「仕事おこし・地域づくり運動」の公共性

      第一章 日本における仕事おこし運動

     はじめに
     ――仕事おこし運動の今日的意義

     一 戦前の仕事おこし運動

     ◇協同組合運動として 
     ◇賀川豊彦のマルクス論 
     ◇「雇われもの意識の克服」
     ◇ラスキンから現代的に学ぶ 
      「主体的な人間の発達」
      当時の仕事おこしの実践例
      映画制作の意味

     二 生産協同組合の仕事おこしとは何かl

     ◇消費者欲求と結んで 
     ◇生きがいをもてる仕事の回復 
      ――生産協同組合の再生
     ◇生産協同組合はむずかしい、との指摘 
     ◇生活様式の変化と結んだ独自の方向 
     ◇全組合員で運営する経営

     三 現代の仕事おこし運動の可能性

     ◇生きがいをもてる仕事の回復 
      ――ドラッカーの指摘
     ◇ほんもの志向と対人サービスの増大 
     ◇素人から始め専門職を育てる 
     ◇まちづくりの視点と結びついた協同の運動 
     ◇多様な専門家の必要性の増大 
     ◇教育と福祉でまちおこし 
     ◇新社会資本レベルの活用 
     ◇まちづくりと農村とも交流して 
     ◇「よい仕事」と公的支援の追求の重要性 
     ◇不況から脱却へ

      第二章 現代の協同労働の可能

     一 現代の疎外と労働状況

     ◇疎外状況の広がり
     ◇「人間は馬より劣っている」か

     二 協同組合発展の基礎を考える

     ◇消費者の生きがいと結び
     ◇生協が日本で伸びた理由
     ◇生活の質を変える欲求の高まり
     ◇協同組合の高揚の意義
     ◇公共と自治体からの支援の高まり

     三 労働の人間化と協同労働

     ◇労働の人間化
     ◇「情報の共有化」とネットワークづくり
     ◇潜在能力の発揮と協同組合労働

      第三章 労働者協同組合と人間発達

     一 非営利組織における人間の問題

     ◇障害者運動から生まれた発達論 
     ◇自力で学習できる環境づくり
     ◇発達段階に応じた適切な援助 
     ◇人間の交流は対話から 
     ◇非営利団体での人間発達とは? 

     二 組合をダメにする11のカギ

     ◇人間発達に逆行する「11のカギ」 
     ◇相互交信できるコミュニケーションを 

     三 仕事の発見と「社会の記憶」

     ◇価値観を転換するキーワード…
     ◇実践が「社会の記憶」をつくり出す 
     ◇「社会の記憶」は人間と組織の発達の基盤 
     ◇「社会の記憶」と共に情報の活用を

     四 能率と民主主義の両立にむけて

     ◇自らの労働のあり方を研究する運動
     ◇労働と教育を運動で結ぶ
     ◇労働者協同組合運動は国民発達保障の労働 
     ◇発達を保障する「委員会」活動 
     ◇情報機器の積極的な活用 
     ◇新しい組織論発展の契機

      おわりに
       ――仕事おこし運勤と社会改革

     一 仕事おこしと新しい時代――雇われもの根性の克服
     二 国民の生活様式の変化
     三 「生きがい」をつくりだす芸術文化の仕事おこし
     四 新しい地域をつくるために
     五 労働者協同組合運動の発展のために







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  2023.05.27UP








 

 



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